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「クリエイティブ」とは何か?

こんにちは、きりんアフタースクールの森本です。

福岡にある民間のアフタースクールで、放課後の子どもたちの時間をいかに有意義にできるかみんなで頑張っています。

さて、今日は私たちが「クリエイティブ」であるということの意味、意義について整理してみたいと思っています。今後、社会で求められる人材像みたいな話に落ち着きそうです。

少しずつ社会が変わってきた

新型コロナが流行して2年。その間に社会が随分と変化しました。人と会うということが強制的にシャットアウトされたことで、リモートワークやZOOMでのオンライン会議が一気に進んだ会社も少なくないと思います。

そこに以前からの「働き方改革」という流れも追い風になっています。

コロナが落ち着いても、リモートワークやZOOMでの会議という文化はずっと残り続けています。

以前のように、会社に出社して終業時間まで決まった時間働くということよりも、働く場所・時間に縛られず、いかに「価値」を生み出せるかということに重きが置かれるように変化しました。

また、近年大手企業でも早期退職を募集する動きが増えてきています。

ふたを開けてみると、本当は会社に残ってほしいはずの人材が辞めてしまうということが起こっているようです。なんとも皮肉な話です。

どこで働いてもやっていけるということなのでしょう。

繰り返しになりますが、「価値」を自分で創り出せるということが今まで以上に重要になってきています。

自分で価値を生み出せる人材になるには?

では、どうすれば自分で世の中に「価値」を生み出せる人材になっていけるのでしょうか?

これに対する唯一の答えがあるわけではありませんが、私たちは「教育」という側面からアプローチしていきます。

間違いないのは、「言われたことだけをいかに正確にこなせるか」という従来の教育では、太刀打ちができないということです。

「自分で考える」「自分で選択・決定をする」ということは簡単にはできません。トレーニングが必要です。

このあたりは、学校でも高校で「総合的な探究の時間」が22年度より導入されるなど、教科にとらわれず自分の興味関心に合わせて学びを深めていくようなカリキュラムが増えていっています。

子どもの頃から自分なりに日常に疑問を持ったり、自分で学びを選択したり、試行錯誤を繰り返す経験を積み重ねる体験が必要です。

机の上で問題を解くだけでなく、本物に触れて、五感で感じるような体験の量も重要だと考えています。

そういう小さな原体験の積み重ねが、社会に出てからの価値創造につながっていくと信じています。

私たちなりのアプローチ

そんな思いで、私たちはアフタースクールの中で「クリエイティブタイム」という時間を設けています。

野菜を育てるなど体験的な学びをしたり、お友達と一緒に協力して物事を進める体験を積んでいます。

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小学4年生以上を対象とした、基礎学力養成と探究型の学びを行うスクール「CAN!Pラボ」を22年4月より開校しました。

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「クリエイティブ」であるとは何か?

私たちの定義は、自分で社会に価値を生み出せるということだと考えています。

そんなきっかけを私たちと関わる子どもたちに与え続けていきたいと思います。これからもがんばっていきます。

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