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"休みの日を無駄にしない"という強迫観念を捨てた結果、驚くほど気力が回復した話


「休みの日を有意義に過ごさなければもったいない」

そんなふうに考えていました。先週までは。

読書をしたり。
資格の勉強をしたり。
家族や友人と遊んだり。
映画を見たり。

なにかしら、有意義な過ごし方をしないと、せっかくの休みなのに損をしている。あるいは他人に差をつけられてしまう。

そんな強迫観念じみた思いが、自分の中にあったのではないかと思います。


やめました。


といいますのは、そうした休みの過ごし方をしてきて10年以上経つのですが、さすがに「このままだと潰れるな」と思ったからです。

月曜日、全然やる気がでない。
つまらないミスをする。
人と遊ぶのが億劫。
趣味に費やす時間が減ってきた。

という傾向が最近、自分自身ではっきりわかるほどに露骨になってきました。

理由を考えた結果、冒頭のような答えにいきついた次第です。

勉強をしたり。
家族と過ごしたり。
映画を見たり。

休日を充実させようという方に頭が向いていて、実のところあまり休めていないのではないか、ということ。

そこで、休日の過ごし方をちょっと改めてみました。

これが驚くほど効果がありました。

方法

具体的な方法は、次のような感じです。

・寝る

布団に横になり、ひたすら寝る。ただし、このとき次のようなルールを設けます。

・PCはつけない。スマホも見ない。本も読まない
・電話(緊急のもののみ以外)はつながない
・部屋を暗くしアイマスクをする
・耳栓、イヤーマフをする
・食事はあらかじめ準備しておくか、出前を取る
・家事は一切しない
・仕事も一切しない

主旨としては「外部情報のシャットアウト」と、「労力を最小限にすること」です。ただひたすら脳を休ませることに集中しました。


行って最初の1時間ぐらいは、色々な仕事やプライベートでしなければいけないこと、本当にこんな過ごし方をしていいのか?という雑念が浮かんでいましたが、だんだん消えていき、5時間ぐらい経つ頃には何も考えず、瞑想に近い状態になっていました。

そして今朝起きたとき、今までにないほどに気力がリフレッシュされました。体が軽い。仕事に対する気力が充実している。

今までの月曜日とは明らかに自分の状態が違っているのがわかるほどでした。

「何もしない時間がもったいない。」

と思っていた私でしたが、これで普段の気力がアップするのであれば、むしろプラスです。

結構、色々な本に書いてあって前々からやってみたかった休息法なのですが、やってみて良かったです。

年をとったり、仕事がハードになってくると、疲労が回復量を上回ってしまい、どんどん疲れが蓄積されていってしまうんですね。

20代と30代では、休日の過ごし方も見直さなければならない。そんな思いをきっかけに、この休息法に挑戦してみましたが。

結果はかなり良かったので、これからは定期的にやってみようと思います。


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