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花組「Ernest in Love」

宝塚初観劇の友人を3人連れて花組「Ernest in Love」を観てきました。
  
オスカー・ワイルドの喜劇『まじめが肝心』を原作に、アン・クロズウエルが脚本・作詞を、リー・ポクリスが作曲を手掛け1960年にオフ・ブロードウエイで上演された、陽気でお洒落なミュージカル。だそう。

役替わりキャストは、キキちゃん(芹香斗亜さん)がアルジャノン、城妃美伶さんがセシリィです。
 本当はちなつさん(鳳月杏さん)がアルジャノン役の日に行きたかったのですが、日程的に無理でした。残念。
 そして音くり寿ちゃんのセシリィも超気になります。 大抜擢だよくりすちゃん。

それは置いといて。 凱旋公演となったアーネストインラブ。

とにかくハッピーなラブコメなので、宝塚入門に良いのではと思っていましたが、一緒に観劇した友人3人とも大満足だったようで良かったです。
 今度は是非ショーがある演目を観てほしいなぁ。 あの煌びやかさ華やかさは宝塚でしか味わえないですから。

みりおちゃん(明日海りおさん)のアーネストは、品が良くてイギリスの坊ちゃん!って感じですね。演技も上手だし、歌もうまいし、ちえさん(柚希礼音さん)なきこれからの宝塚を背負っていくトップさんですよね。
なにしろお顔がとても良い。 赤ちゃんみたいなヘッドドレスをつけていてもイケメンな日本人は、みりおちゃんだけだよ〜。

キキちゃんのアルジャノンも、のんびりマイペースな感じが坊ちゃんでとっても可愛かったです。 キュウリサンドやスコーンをひたすらモグモグしてるのもツボです。アドリブが上手な方だから、バンバンアドリブをかましていて、笑いもたくさん起きていました。コメディ向いてますよね、キキちゃん。

ちなつさん、ダンスがキレキレで素晴らしかったです。最高に脚が長い。歌もうまいし。カッコ良い......。ずっとみていたい。素敵。

城妃さんも歌うまぁい。セシリィかわいかったです。

ハンドバッグの歌が頭から離れないのですが、夫人役のまりんさんやっぱり素敵でした。 専科さんが居るだけで場面が締まるのって素晴らしい〜。

二幕の始め頃、友人Aに私のオペラを貸していたのですが、 「どれだけアップで見てもどの人も美しくて困った。一人くらい微妙な人いるかと思ったけどみんな踊りキレキレだしやべーな宝塚」とコメント。 笑った。

自分は、ぶっちゃけみりおちゃんと花乃さんカップルよりキキちゃんと城妃さんのカップルの方がお歌が上手に聞こえるし、そっちのデュエットの方が耳が幸せでした。 ですが、華があるのはトップコンビなんだよなぁ〜。うーん。さすが。 花乃さんの歌い方が苦手なので城妃さん贔屓みたいになっちゃう。 いや、どっちも好きよ。

そしてキキちゃん、次のミーマイも役替わりだし… ちょっと二番手ポジ危うい…? 心配だけどキキちゃん大好きだよ。 ちなつさん爆上げな感じ嫌いじゃないけど今後の花組どうなるのかな〜。 配役に注目ですね。

2016年2月5日 梅田芸術劇場メインホールにて(2020年加筆修正)