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2018年観劇振り返りまとめ

いまさら、2018年に観劇した作品を当時の雑多に書かれたメモに残された熱を生かしながら一気に振り返ります。


1月13日 「黒蜥蜴」

@日生劇場
黒蜥蜴は中谷美紀さん、明智小五郎は井上芳雄さん。美輪さんじゃない黒蜥蜴…笑 江戸川乱歩と三島由紀夫の世界が、中谷さんで観れるとは。黒のレザードレスを妖しく着こなす中谷さん最高でした。ド美人。演技も素晴らしい。あと、王子を封印してハードボイルド熱演していた芳雄も最高。黒蜥蜴様の手下役の成河さんもめっちゃ良くて、さすがだった。なかなか爬虫類の称号を貰えない感じがかわいいし、黒蜥蜴さまの足にみっともなくすがりつく成河さんso good。


1月19日 雪組「ひかりふる路/SUPERVOYAGER!」

@東京宝塚劇場
望海さんの大劇場お披露目公演。最高of最高。きほちゃんとのコンビが安定しすぎて、本当にお披露目公演か疑うレベル。ワイルドホーンさんの神楽曲が、望海さんときほちゃんにベストマッチ。望海さんの抜群の歌唱力についていけるきほちゃん。相手役はきほちゃんしか務まらないなあと改めて思いました。望海さん、生田先生の作品でお披露目っていうのもいいなあ。あと、あーさも以外と歌上手くて。良き発見。輝きが月組のそれ(圧倒的龍真咲感)でちょっと面白いけど、これからひとこと共に売り出されていくのだろう。そして綾さんも頑張ってほしい! ショーとかとても目立っていたね! 美脚!


1月27日 「近松心中物語」

@新国立劇場
3度目の和物りえさま。相変わらずド美人。故蜷川幸雄氏の近松心中物語を、いのうでひでのり氏が演出と言う激アツ舞台。しかもりえさまと堤真一さん。そんなん観るに決まってんじゃん......。心中するんだぜ...? りえさまと堤さんが...すごいに決まってるじゃん.....。
予想を裏切らない、ぐつぐつとした静かに熱い情念が渦巻く舞台でした。
りえさま堤さんの2人はもちろん、池田成志さんと小池栄子さんの2人もすんごかった。圧がすごい。舞台装置も良くて、奥行きがあるラストがとても印象的。前半の赤い風車と後半の白い雪のメリハリも良くて、好みの舞台装置でした。


2月3日 「マタ・ハリ」

@東京国際フォーラム
何気に初の柚希礼音さん! ダンサーなちえさんにぴったりの踊り子衣装。でも、妖艶かと言われるとちょっと微妙。筋肉ありすぎてすごく強そうだった(笑)
そして加藤和樹。1人2役日々役代わりって大変。わたしが観劇したのは和樹がラドゥ大佐の日。冷たさと男らしさと報われない苦悩みたいなのが和樹に似合ってた...。かっこいい...。かっこよすぎ。
アルマン役の東さんはわたしより若いし、めちゃくちゃ足が長くてな...。舞台映えする容姿ですね。
舞台の真ん中にカーテンを引いて場面転換してて、なんだか新鮮でした。


2月10日 「ブロードウェイと銃弾」

@日生劇場
福田雄一演出! 浦井くんと城田主演! すごい!
わりと全体的に下品ネタ多くて、平野綾が頑張ってた。キンキン声やばい。浦井くんはもじゃもじゃヘアでとってもキュート。城田は巨人。ギャングなのに舞台の才能がすごい人。良いコンビでした。城田はトート様ネタがいちばんウケてた。前田美波里の存在感もすごくて、激しかったな...。圧がすごい。隣に座ってた若い女性2人組がね、アンサンブルの佐々木さんのガチファンっぽくてね。名前言ってなかったけど、たぶん佐々木さんなのよ。なんでかって、某海の手下の話しててね...。そこからファンなんだな〜って思った。
とにかく、やっぱり福田雄一の舞台は華やかで面白いですね。今度はコメディじゃないやつが見たいなあ〜。


2月18日 花組「ポーの一族」

@東京宝塚劇場
明日海りおさまの圧倒的ビジュアル力!!!!みりおちゃんめちゃくちゃエドガーでした。あれはマンガから抜け出してきたやつだわ...。すんごい。美。ポーの一族全く知らなかったけど、お耽美なのはわかった。あとは、ちなつさまの脚線美が冒頭で披露されてて、プロローグで死ぬかと思った。ちなつ最高だよ〜〜〜。あきらのポーツネル伯爵も最高にかっこよかった。


4月7日 「メリー・ポピンズ」

@東急シアターオーブ
はまめぐさんメリー、かっきーバートの日でした。
はまめぐさんの抜群の歌声に、ひたすら耳が幸せな空間。かっきーもいい感じにバートだった。あれはもうバートだよ。壁垂直登りすごかったし、タップダンスも圧巻! あとは、島田歌穂さんの歌声もさすが。2ペンスの歌は、聴くだけで泣きそうになるくらいだったなあ。ジュリーアンドリュースの映画も大好きだけど、ミュージカル版も最高にハッピー。とくに、スーパーカリフラジスティックエクスピアリドーシャスは、本当にすごい! 超早口でカラフルな舞台を、ノリノリで動き回るキャストの方々に、こちらもニコニコ。会場もノリノリだし、とってもいい場面だった。ハピネスチャージした舞台でしたよ。


5月19日 ミュージカル「テニスの王子様」15周年記念コンサートDream Live 2018

@横浜アリーナ
ずっと気になっていたテニミュのコンサート。後輩ちゃんが誘ってくれました。イケメンたちがきらきら輝いていてとにかく眩しいひとときだった。若いイケメンすごい。高校の頃テニプリにはまってたから、キャラはわりと覚えてるし、2.5舞台も観たことあるからけっこうすぐに馴染めたと思う...。ただ、ペンライトを振る文化に慣れてないから、いちいち横アリがペンライトの光に染まる光景に感動してしまった。キャラの学校ごとに決まったカラーがあるから、キャストが入れ替わるたびにみんなすばやくペンライトの色を切り替えて。。。。めっちゃきれいだった。
キャスト的には、立海のペテン師と紳士がとてもよかったな。わかくてかわいい。良い。かわいい。
でも、キホン氷帝の跡部様担当だから、特別ゲストで加藤和樹が出てきたときがいちばんテンション上がったかも。生「俺様の美技に酔いな」が聞けて幸せだった。斎藤工は安定の斎藤工で、なんか萎えたやっぱり個性的だなあと思ったね。
あと、カーテンコールでキャスト全員が超楽しそうにわちゃわちゃしてるの最高だった。かわいい。


8月5日 雪組「凱旋門/Gato Bonito!!」

@東京宝塚劇場
特別出演で専科の轟悠さんがでたやつ。轟さんが出るとトップが二番手に、二番手は三番手に繰り下がるから、あんまり嬉しくないんだけど、凱旋門は二番手がストーリーテラー的な役割なので、望海さんがたくさん歌ってくれてとても幸せだった。あと、轟さんと対等に演技するキホちゃんがすごすぎて、望海さんは最強の嫁をもらったなあと感心してしまった。まあ歌はもちろんべらぼうに上手いですし、演技もすごいし、最高だったね。
ショーの方は望海さんサイコーって感じ。語彙力なくなる。今回、1回の中央ブロック8列目通路側という、わりと運のいい席だったんだけど、望海さんが客席降りしてきたときちょうど真横を通過しまして。目が確実に合いまして。こちらを向いたまま手を振っていただきまして。胸キュンでしんだね。よゆうで昇天した。いい公演でしたよ(悦)


11月7日 「贋作 桜の森満開の下」

@東京芸術劇場プレイハウス
3度目のNODA・MAP。毎回神席を引きますが、今回も神だった。なんと1列目。最前列って....やばば。
生妻夫木聡、生天海祐希、生深津絵里、生古田新太、生藤井隆などなどが、手を伸ばせば触れられるくらいの距離に。。。。誕生日に神席で観劇できてよかった。日頃徳を積んだわたしに感謝感謝。内容は相変わらず難解で、言葉遊びが巧みすぎてちょっとついていけない箇所もあったけど、演出が美しいのと、深津さんが狂気的すぎるのでほんとうに引き込まれました。
ものすごかったよ。うまく言えないけど。天海さんはほかのどの男性キャストよりもハンサムで、脚が規格外に長かった。さすが超絶人気のトップ様。


12月23日 「サムシング・ロッテン!」

@東京国際フォーラム
4度目の福田雄一。今回もメタい!!!!!ほかの会社のミュージカルのネタとか、時事ネタとか入りすぎてもーすごい!!!!笑じぬところだった。さすが。
主演は中川晃教さん。アッキーはやっぱり歌がうま〜〜〜い。やばい。台詞回しや歌い方に独特のクセがあるんだけど、良い。うまい。すごい。くるくるパーマちゃんが似合う。小柄なのにどこからそんなパワフルな歌声がでているんだ。
そして西川貴教。率直な感想は、「なんなん。ただの西川やんけ」です。衣装、それライブでも着てるやつちゃうんか。黒レザーにシルバーアクセっておまえ。
胸元はだけすぎて、なんだかよくわかんない感じになってるよ。鍛えすぎてボタン留まらないのかな。。。。歌はあいかわらずクッッッッソうまかったです。声量おばけ。途中、シェイクスピアじゃなくてただの西川貴教だったし、なんなら消臭力熱唱してたけど、演技もよかったですね。
平方元基くんはピュアオタクって感じで最高にキュートだったし、アッキーとの身長差がすごくて、元基くんでっか!!ってかんじ。
橋本さとしは、自由すぎた。突然プロフェッショナル仕事の流儀はじめるし、ナレーション本人だし。新感線の例の回る舞台がいかにハードだったかを熱弁しだすし。と思えばめっちゃ歌上手いし、踊り出すし「ミュージカル、そうミュージカル、どんな悩みも吹っ飛ぶさ〜♪」は最高だった。「ほんと〜に!台詞な〜し!そういうやつはだいたい同じ音をキープする〜。」などなど、ミュージカル好きには最高に面白いやつ。ネタ多すぎて超楽しかった。



ということで、振り返りは以上。
2018年の観劇数はわりと控えめでしたね。