POSIWILL CAREER 4回目面談振り返り

過去の職業経験を振り返る仕事理解ワークを進めました。

転職を5回経験しているためワークシートに書く量が多く、面談までに書ききれなかったため、モチベーションにつながったポイントに絞って記入しました。
目的は職業経験全てを網羅して整理することではなく、今後のキャリア選択に結びつけられる要素を抽出することだからです。

現職の高校教師以外では、児童養護施設の職員なども経験しているのですが、やりがいを感じた仕事を振り返ると、共通点が見られました。
それは人と対話して問題を解決することです。

まず現職ではプログラミングを指導しています。
生徒のつまずきに対して丁寧に向き合い、一緒に考えながら、時にはわざと失敗させ、本人の実力を高めながら解決へ向かうのが好きでした。
それから児童養護施設では、子ども同士ケンカが起きた際、双方から丁寧に話を聞き、意見の対立を整理して仲裁できた時にやりがいを感じました。

この振り返りを通して、自分は話を聞いたり、質問して考えを引き出したり、意見をすり合わせたりするスキルを持っていて、それを活用して問題を解決することにやりがいを感じるのだと気付きました。

次は、今後働くことに対して自分が求めることを言語化しました。
自分は仕事と趣味を分けず、やりたいことを追求しながらも、人の役にも立てるような生き方を望んでいます。
楽しいことを優先し、突き詰めることで誰かの役に立てたら最高だと思います。
しかし仕事には誇りを持って取り組まなければならないという厳しい考えも持っており、手を抜くことには罪悪感を感じます。
また、うまく成果を発揮できず、人の役に立てない時は自分を責めてしまう傾向があります。
今後キャリア選択を行う上で、こうした自分の価値観や思考の癖も織り込む必要があると感じました。

また今後のキャリア選択の方向性について、ポジウィルキャリアトレーナーの杉山さんから2つの軸を示して頂きました。
1つは、今の自分にできないことに挑戦して、できることを増やし続けていくキャリア選択です。
もう1つは、これまでの経験やスキルを棚卸しして、今の自分にできることを中心にするキャリア選択です。
もちろんこれらは両極にあり、中庸の、どちらも程よく取り入れる選択もあります。

この選択肢を聞いた時、率直に、1つ目の「できることを増やし続けるキャリア選択」に惹かれました。
しかし同時に、そこにマインドブロックも感じました。
一番は年齢です。
現在36歳なので、これからスキルを身につけるというよりは、今までに身につけたスキルをどう活用するかを考えるのが現実的です。
やりたくても現実的にもう手遅れではないかと考え、踏み出す勇気が阻まれているようです。
ここで杉山さんから、キャリア選択は最初に全てを決めきるものではなく、現実的なキャリア選択をしながら、徐々に望む形に軌道修正していけばいいのだと教えて頂き、とても安心しました。
やりたいことがすぐに叶わなくても良いのです。
これを受け、直近では現実的な選択をしながらも、徐々にやりたいことに向けて進むというキャリア選択に希望を見出しました。

最後に、杉山さんから心強い言葉を頂きました。
私は職業経験が多いため、判断軸を多く持っているとのことです。
これは同じ企業に長年勤めた人には獲得しづらい財産なので、うまく活用すれば強力な武器になります。
しかし、処理しきれずに取扱いを間違えれば、自分を苦しめる弱点にもなり得ます。
実際に、惹かれる生き方はいくつもあるのですが、どれを選べばいいのか迷い続けています。
選択肢が多く見え過ぎていて、判断を惑わせてしまうのでしょう。
これに対して杉山さんから、選択肢を1つ1つ細分化して、メリットとデメリットをきちんと分析して比較してはどうかと、アドバイスを頂きました。
情報を集めて整理することが好きで得意という、私の特性を理解した上での見事な提案だと思います。
次回以降は具体的な職業選びの段階に進みますが、自分の強みを適切に活用できるよう、繰り返し内省して深めていきたいです。

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