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#2 高校生のときに出会った最強の奴ら

2019年の目標は呼吸をするように note を書くことの宮島です。前回は、僕が CoderDojo Kashiwa を立ち上げた理由について書いてみました。

さて、今回は高校生のときに出会った最強の奴らについて書こうと思います。僕が今いろいろとできているのは、彼らと一緒にいるからと言っても過言ではありません。

友達の友達の友達

CoderDojo Kashiwa は、僕と小学校のときの同級生である加藤と2人ではじめました。小学校を卒業してから都内の中学校に通うようになり小学校のころの友人とは少し距離ができてしまいました。そんな中唯一連絡を取り合っていたのが彼でした。お互いコンピュータが好きで僕が CoderDojo Kashiwa を始めようと思ったときに真っ先に連絡をして誘いました。
2013年の5月に CoderDojo Kashiwa 第一回を開催してから、月に1度のペースで継続していたわけですが、もう少し仲間がほしいという話になりました。そのときに、僕と加藤の共通の友人の部活の同級生がどうやら映像を撮るのが好きな子がいるらしいと聞きました。それが9月くらいのことです。たまたま市内の小学校の運動会日と被ってしまい、なんと参加者が0人のときで、どうせなら呼んでみるかと思い軽い気持ちでその子にTwitterで連絡を取ったところ、運良く来てくれることに。そこで出会ったのが、北原でした。

(↑Facebookを漁っていたらでてきた高校時代の北原。正直今もあまり変わっていないように思う。)

北原は中学生の頃から映像を撮るのが好きで編集もやっていたので、ぜひ Dojo の様子を撮影してほしいと思い頼んだところ快諾してくれました。こうして作られたのが、(伝説とも言える)紹介映像です。

今改めて見てみるとみんな幼いし、編集も撮影も甘いなと思いますが当時の僕らはとてもテンションが上がっていたのを覚えています。CoderDojo Kashiwa に映像という技術が加わりました。

そんな北原と中学時代一緒に映像を作っていたのが米倉です。

北原から「ヨネさんというすごいやつがいるんだけどぜひ会ってほしい」と言われたので、CoderDojoに来てもらうことに。その日の撮影も頼んでいたのですが、いきなり2人とも一眼レフに MacBook Pro を出してきて、一体何者なんだと思ったのをよく覚えています。特に米倉は大人っぽく理路整然と話す感じがとてもおもしろく、すぐに仲良くなれたような気がします。

その2-3ヶ月後、2014年に2月に東京で大雪が降った日の翌日。飯島が CoderDojo に訪ねてきます。

実は小学生の頃彼は僕と同じスイミングスクールに通っていて、かなり面識はあったのですが、連絡先は知らないしどこでなにをしているのかお互いにわかりませんでした。しかし、彼は加藤と同じ中学に進学しており、CoderDojo のことを話したら興味をもってくれました。当時から彼も映像を作りたいと言っていたのを覚えています。

その半年後、カタリバ with Google というイベントに出ることになり、六本木ヒルズにある Google Japan で CoderDojo のことをプレゼンする機会がありました。そこで出会ったのが、鈴木貴也こと「こふ」です。

写真からも分かる通り、彼はDJをやっていました。イベントには別々のグループで参加していたのですが、僕らが全体でプレゼンしたときに地元の話になったので話しかけてくれたのです。その後 Dojo に来てコミットしてくれるようになりました。
ちなみになぜ「こふ」と呼ばれるようになったかは未だに謎です。飯島が言い出したことは間違いないのですが、本人が覚えていないので誰もわかりません。(はじめは「すずこふ」だったのですが、めんどくさくなって「こふ」に統一されました。)

五者五様のスキル、相互リスペクトな関係

僕も含めてこの5人にはそれぞれ得意なことがありました。北原は映像編集、米倉は撮影、飯島は映像メイキング、こふは音響、僕はプログラミング。学校でこのような技術について話し合える友達は少なく、僕らが仲良くなったのはある意味ごく自然な流れだったように思います。

さらに幸せなことに、僕らにはそれぞれの好きなことやスキルを他の人の役に立てる場所(= CoderDojo Kashiwa)がありました。CoderDojoの運営を通じて多くのことを学び、もっと良くしていきたいと思ったからこそ自分のスキルを磨きました。CoderDojo Kashiwa が市内に4つのDojoを作ったり、毎年イベントをやっていたり、柏市のプログラミング教育に関われるようになったのも、僕らの熱量の高さに起因します。とにかくバイブスが合いすぎる。一緒にいて全く嫌な思いをしないのです。
今になって思えば、それはお互いがお互いにリスペクトしあえているからなのだと思います。それは、数々の現場を一緒に乗り越えていく過程で自然に生まれていったものです。それは CoderDojo の仕事に限りません。

柏まつりのステージ演出とまとめ映像を撮影したり。

外部イベントの撮影をしたり。

NHKの日本賞のイベントのオープニングアクト+まとめ動画を作ったり。


足利で映像制作のワークショップをやったり、などなど。正直ギリギリなこともたくさんあったけど、どうにかこうにかくぐり抜けてきたからこそ共有できるものがあります。
あと、仕事だけじゃないっていうのも大切なことですね。

はじめてまともに稼いだお金で、即 Apple Watch を買ったり。

Twitter のワークショップの参加したり。

新年会と称して僕の家で料理大会が始まったり。

夏休みに伊豆へ旅行に行ったり、などなど。この6年ほどは彼らと共有しているものが多すぎる。

個の力を最大限発揮できるチームへ

特に高校生のときは、なかなか自分のスキルを役立てたりなにかに使ったりということはし辛いのが現状です。特に日本の学生は学校という場に縛られすぎています。僕はよく CoderDojo を手伝ってくれている高校生に「学校だけが全てではない」と言っています。いわゆる学校でも家庭でもないサードプレイスを自分で見つける or 作ることが大事です。いろいろなことが軽くなります。そういう場所で、自分の力を最大限発揮してほしい。幸いなことに僕はそんな場所を自分たちでつくることができました。何にも変えることのできない大きな遺産だと思います。

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僕が普段一緒に活動をしているメンバーとどうやって出会ったのか、なんでこんなに仲良くやっていけてるのかについて書きました。
正直こんなことは書かなくてもいいし、そもそも興味ないよという方の方が多いかと思いますが、バックボーンを共有しておくことで今後の note を書く際に注釈がいらなくなるかなということで書いてみました。
さて、次回は僕の働き方とビジョンについて書こうと思います。僕はまだ21歳の若造ですが、一応会社の社長をやりつつ一般社団法人の理事も務めながら大学に通いながらボランティア活動にも従事しています。一体何を考えて何を思いながら日々過ごしてるかをまとめてみます。

長々と読んでいただきありがとうございました!

宮島衣瑛です!これからの活度のご支援をいただけると嬉しいです!