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「何もやることがない」という恐怖~こどもが余暇を楽しむには大人の〇〇が必要!~

「何もやることがない」日の意外な反応

数日前の朝、布団に入ってむにゃむにゃしてたら、突然、胸をわしづかみされたような苦しみを感じた。

その日は、次女の幼稚園がお休みで、フリーな日。

送迎もないし、お弁当も作らなくていい。

ワクワク・ドキドキなはずが、この反応は何だろう!?

自分の体の感覚にアクセスして、その正体を確かめる。

これは・・・

そうだ!

「何もやることがない」恐怖。

居場所がない、あの頃の感覚だ。

かまってほしいのに、それはNGワード。

それを言うと、父から怒られるか、バカにされた。

「一人でどう過ごそうか?」

いつも私は、その切羽詰まった問いを抱えて、放っておかれる不安と戦ってた。

結局、耐えられず、何も考えなくていい選択をした。

テレビと間食。

そうやって、何とかさみしさをやり過ごしてきた。

そんな感覚を思い出したと思ったら、なんと昨晩、リアルチャイルドも同じことを訴えてきた!!

リアルチャイルドの訴えは、インナーチャイルドの心の叫び


昨日の夕食後、小4長女が、私のところへきて泣き出した。


毎日、毎日、やることがない。

何をしたいか、自分でもわからない。

やりたいことがあっても、妹たちに邪魔されるからできない。

どう過ごしたらいいかわからない。

ゲームとか、YouTubeで時間をつぶすのももう、なんかやだ。

どうすればいいの????」


あー、あの数日前のチャイルドと言ってること、ほとんど同じ。

インナーチャイルド=リアルチャイルドとは言うけれど、
なんで、こうもよくつながってるんだろと毎回、不思議に思う。


寄り添いたいけど、長女に全身全霊では寄り添えず、どこか抵抗したくなる「何か」も自分の中に感じた。

それも少し意識はしつつ、長女に声をかけてみる。


「毎日、毎日、やりたいことわからないのはつらいよね。

何かできることないか、一緒に考えてみよう。」

ちょっとぎこちなかったけど、それは今、私が親としてできる精一杯の声かけだった。

こどもは一人じゃ余暇を楽しめない

先にも書いたように、こどもの頃、私自身、余暇を楽しむのは苦手だった。

大人たちと一緒に、余暇を楽しむ経験があまりなかった。

ひまな時間に何をすればいいかなんて、ちっとも思いつかなかった。

あ~~~~~。

それは、自分の想像力・創造力がないせいだし、楽しめない自分が悪いんだと、どこかで自分を責めてきたんだなぁ、私。

だけど、今、改めて考えたら、

「余暇を楽しむ」って、そこに大人のサポートがあるからできることなんだ!!!


大人が先にそういう楽しむ見本の姿をみせてくれてないと、こどもはどんな風にしたらいいか途方に暮れてしまう・・・よねぇ。


余裕がなかった大人たちが私に余暇の楽しみ方を教えてくれなかっただけなんだ。


私が悪いのではなく、経験が足りなかっただけ。

こどもがはじめから一人で余暇を楽しむなんて、できなくて当然なんだ。

「どうすればいいかわからない」のが、こどもにとって、当たり前の反応。


私は、一人で空いた時間を過ごせない娘に対しても「なんで、そんなこともできないの?」と、どこかであきれ、責めていた。

かつての私の周りの大人たちがそうだったように。


「あーーーー、ゆみちゃん。あーちゃん(長女)。

ママ、間違ってた。

ごめんね。

余暇を過ごすのが苦手なのは

ゆみちゃん(あーちゃん)のせいじゃなかったよ。

今まで責めてごめんね。


これから、どうやったら楽しめるか一緒に考えてみよう。」

その後、インタビューしながら、長女が楽しめるようなことを一緒に探していくことに。


結局、長女は何か「つくる」ことがしたかったよう。


今度は一緒に、今の長女にできそうなことを探していく。


樹脂粘土のスイーツデコ、興味がありそうだなーと長女にみせると食いついてくる。




私のチャイルドも「かわいい!!!美味しそう!!!」と胸がキュンキュンしてるのを感じる。


これなら、100均で手軽にできるし、長女のおこづかいからも出せる範囲。


・予算と何をつくりたいか?

それに必要な材料を一緒に調べ、長女にメモしてもらう。


長女の目が輝き出し、私もワクワクし始めた。


あーーーー、これでいいんだなという感覚。


親の義務として長女にすべて合わせるのでもなく、

だからと言って放っておくのでもなく、


一緒に「楽しめる何か」を探していけばいいんだ。


背伸びしなくても大丈夫。


私自身、自分が楽しめる余暇の過ごし方を娘と一緒に探してみよう。



少しずつ、チャイルドの抵抗も溶けてく感じ。


「楽しんでもいいんだよ。

楽しむことへの罪悪感を手放していいよ。」


何だかチャイルドにそんな風に声をかけてあげたくなる。


このチャイルドは楽しむことへの罪悪感も、相当抱えてきたみたい。


「重かったね。

今までゆみちゃん、一人に背負わせてごめんね。


お姉ちゃんだからって我慢したんだよね。

ほんとに、ほんとに、頑張ったね。


ゆみちゃんもほんとは楽しみたかったんだよね。

だけど、楽しみたくても、楽しみ方がわからなかったんだよね。


つらい思いをさせて、ごめんね。


これから、楽しみ方もママと一緒に考えて、ゆみちゃんが楽しめることもっともっと増やしていこうね。」


今度の休日、早速、長女と100均に一緒に買い物に行くことになった。


私も楽しもう。

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