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大人になるって・・・「この道でいつでも合うてるで」「今までありがとう」

こんにちは。かちゆみこです。

最近、岸田奈美さんがモデルのドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」にハマっています。

ドラマにハマったのは久しぶり!

岸田さんの文章と世界観、コミカル感がとても好きで、ドラマにもそれが散りばめられてて。

見逃し配信で、今日、第9話を観たのですが、ダウン症の弟くんがグループホームに入るまでのストーリーで、母親の立場とこどもの立場、両方から胸にぐっとくるものがあって、嗚咽しながら観ました。

「大人になる」
「自立する」

人はここを目指して成長していくけれど、なかなか一筋縄ではいかないもの。

だけど、いざ、本当に「大人になる」ことが目の前にやってきたとき、嬉しさとともに「痛み」もある。

それも全部愛しいなぁってこのドラマを観ていたら、自分の家族とも重なって。

観たことない方、ぜひ、見逃し配信をチェックしてみてください。

「この道で合うてるで」

※注) ここから先はネタバレも含みます。

岸田家のパパは他界しています。

ママは病気で車イス。

弟はダウン症。

おばあちゃんは、最近、認知症に。

詳しい家族構成は、奈美さんのnoteをご覧ください。

第9話のドラマでは、弟くんが一人、自分の道を歩き出したとなりに、他界したパパもきて、一緒に歩き出すシーンがあります。

「パパ、ぼく、この道で合うてる?」「ぼく、まちがってない?」
そう問いかける弟くんに

「合うてるで。まちがってない。おまえはそのままでず~っと合うてる」とパパが答えます。

「パパ、今までありがとう」

弟くんがそうつぶやくと、パパの姿は消えていきます。

このシーンを観て、まず、号泣。

他界しても、いつもこどもを見守り応援してきたパパの親心と、その声をこれから、弟くんは自分の心の中に内在していくんだろうなぁと。

母親からみた「自立」

それから、ママ目線でも第9話はツボで、すごく共感する感覚ばかり。

こどもの「自立」のにおいを感じたときの動揺。
こどもの出産から、大きくなるまでの走馬灯。

独特の哀愁。

こどもが大人になるとき、母は特に、複雑な感情を抱きやすいのかもしれません。

ドラマの中で、弟くんはグループホームの体験お泊り中、夜中に抜け出して、家へと戻って来てしまいます。

初めはそれを叱るママですが「あぁ、あなたは初めての場所はいつも苦手だったわよね」と、弟の手を握りしめます。

そして、いざ、家を出てグループホームに出発の日。

弟くんは、心配するママに向かって「大丈夫。ぼくはママの子です。もう大人です。」って、一人グループホームに行くのです・・・。

あぁ・・・。

こうして、みんな、大人になっていくんですね。

こどもとしての毎日を重ねて大人になっていく


我が息子たちとも重なりました。

今はまだまだバタバタした毎日だけど、我が家もあと10年もすれば、ひとり、ひとりと自分の世界へと旅立っていくんだろうなぁ。

それまで、後悔しないように、「甘い」だけではない、「苦み」も含めたこどもたちとの濃密な時間を味わっていきたいなぁと改めて感じました。


☆☆☆

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