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9月26日の誕生花💐

ベンケイソウ
=静寂、穏やか

キクイモ
=陰徳

柿(カキ)
=自然美、優しさ、恩恵、優美

蓮(ハス)
=救ってください、清らかな心、神聖、雄弁、沈着、休養、離れゆく愛、菩薩の心


《ベンケイソウ》

ベンケイソウ科の多年草です。

多肉質の葉に水分を蓄えているため、乾燥に強く、丈夫で育てやすい植物です。

小さな花が密集して、面を構成するように咲く姿は、一輪でもボリュームがあり、華やかです。

新品種が次々と作出され、銅葉や斑入り種など、花のない時期でも、カラーリーフとして楽しめるものもあります。

強い日差しに耐え、乾燥に強いことから、屋上緑化の材料としても使われています。

とても花持ちが良く、切り花としても、夏から秋の人気の花材です。

たくさんの種類があり、本来のベンケイソウは「Hylotelephium erythrostictum」のことですが、園芸や切り花業界で、ベンケイソウとして流通しているのは、オオベンケイソウ(Hylotelephium spectabile)や、ムラサキベンケイソウ(Hylotelephium pallescens、Hylotelephium telephium)が多いようです。

これらは、以前はマンネンソウ属(Sedum)でしたが、現在は、ムラサキベンケイソウ属に分類されたため、現在でもセダムの名でも流通しています。


《菊芋》

キク科ヒマワリ属の多年草で、北アメリカが原産とされています。

アメリカの先住民の貴重な食料だったと言われていて、日本へは、江戸時代末期に飼料用作物として伝来しました。

当時は、「豚芋」という名前で呼ばれていたそうです。

第二次世界大戦頃には、食用として利用されました。

病気や害虫などに強く、繁殖力が強いことから、現在では、日本全国で栽培されています。

「天然のインスリン」と呼ばれる「イヌリン」という物質が含まれていて、血糖値の上昇を抑える効果があるとして、メディアなどで注目されています。

ただし、日本ではまだ流通量が少なく、馴染みが薄い方も多いです。

名前の由来は、菊の花に似た黄色い花をつけることと、肥大した根の部分が芋に似ていることからだそうです。

食用とされるのは、この膨らんだ根の部分で、塊茎(かいけい)と呼ばれます。

秋に花を咲かせた後、11月~3月ころまで収穫が続きますが、旬は11~12月頃です。

ただし、雪が多い地方では、雪の時期は収穫ができないため、11月頃もしくは翌春に収穫されます。


《柿(カキ)

奈良や和歌山などの温暖な地域では、柿を栽培するのに適しているため、農業が盛んです。

平種や、あんぽ柿、富有柿などの種類がありますが、富有柿は甘みが強く、上品な味わいなので、全国的に高い人気があります。

栽培している農家では、良い実を収穫するために、小さい実を摘果(果実の間引き)する作業を行います。

日本では、9月から2月ぐらいの一定の時期だけ、味わうことが出来る果物です。

シャーベットやアイスクリームなどに使われています。


《蓮(ハス》

蓮は草本性の水生植物で、日本には中国から渡来したということが分かっています。

奈良時代には観蓮会が催されていたという記録があり、昔から夏の花として好まれていたことが分かります。

葉は薄く、円形或いは楕円形をしており、葉柄は長く水面から1mほどになります。

蓮の根茎はレンコンですが、観賞用の品種の場合は食用には適していません。

仏教思想を代表する植物の1つですので、寺などでは蓮の画やモチーフを良く見受けます。

元々の原産地は、インド・エジプト・中国のいずれかではないかという説がありますが、詳細は現在も解明されていません。

蓮は仏教と非常に深い関わりがあり、蓮の花には、下記の5つの徳があるとされています。

・淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
・一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
・花果同時の徳(かかどうじのとく)
・一花多果の徳(いっかたかのとく)
・中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)

阿弥陀経の中では、極楽には蓮が咲いていると説かれています。

5つの徳は、極楽浄土に生まれ変われる人の心情を説いたものだと言われています。


(以上、ネット検索より)

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