ひとめぐり

2019年の春分から2020年の春分まで一年かけて執筆して来た作品がようやく完成。文字数は大したことないけど、毎月締め切りを守って、四季をとおして同じ温度をキープしながら淡々と書き続けるということ、それは自分にとって小さなチャレンジでもあった。

先月、まえがきを書き終え、校正作業に入った。それでもプリンターの上に置かれた原稿は、しばらくほったらかしになっていて、なかなか校正作業に手がつけられなかった。

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自分が書いたとはいうものの、もうすっかり自分の元を旅立ったというか、自分自身が手放した感もあって、校正中はなんだか自分以外の誰かが書いた文章を読んでいるような妙な感覚になったりもした。

まだ人に読んでもらえる形にするには、いろいろとやることがあるのだけど、ひとまず書くという工程は終了。自分に小さな「お疲れさま」を言う。

ここしばらくの自粛生活でめっきりお酒を飲む機会が減って、ちょこっと飲んだだけで、ほんのり顔が赤らむようになった。静かな暮らしの中でも身体は時の流れと共に変化しているのだな。今夜は先日分けてもらったパラダイス酵母で乾杯することにしよう〜


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