発達障害と受験

だいぶ、ご無沙汰してしまっていました。

あれから、娘は無事に高校1年生になりまして、今は一生懸命、ほんとに一生懸命、学校に行くことを頑張っています。

今の時期、高校受験先をどうするか、悩んでおられる不登校の子どもを抱える親が多いのではないでしょうか。ほんとに、一例にすぎませんが、我が家のことを書いていきますね。

中学3年生での出来事
9月 内部進学をしないと決める
12月 志望校決定
1月 土壇場で志望校を変える
2月 1回目の入試で落ちる・・・
3月 通信高校に願書を出す
   2次募集で応募しなんとか合格

昨年の8月、きらきらせかいの住人娘は、依然として不登校。いや、安定の不登校生活。進路のことを聞かれても、「わかってるってば」。と不機嫌そうに返すばかり。ただ、インターネットでいろいろ調べていたみたいで、いろんな高校の入学案内はポストに届いていました。

多分ですね、生涯発達や不登校の子の特徴として、現実離れした計画を立ててしまう・・・という特徴ってあるんだと思います。

遠く離れた、私立の高校、とても学力的においつかない高校。海外の高校の案内。そして、通信制高校。入学案内をたくさんならべては、見ていたので、考えてないわけではなさそうでした。

親の私としては、根気強く待つ。でも、裏側では、いろんな高校を調べたり、ほかの不登校のお友達が、どういう進路に進んだかを聞いたり。親も一生懸命でした。

私立中学に通っていた娘は、9月に内部進学するかどうかを決めなくてはならず。ぎりぎりまで待ってもらって、は内部進学しないことを決めたのでした。中高一貫の学校に進学してしまうと、高校受験の情報がまったく手に入らないのが痛手でしたね。学校の先生も、「わからないので・・・」という対応ですし。

私の中で、候補になっていたのは、通信制高校、定時制高校。きらきらせかいの住人の娘っ子、12月まではいろんな学校案内を見ながら妄想していたようですが、ようやく自分で出してきた答えは、普通高校でした。しかも進学校。偏差値にすると、25以上高い高校・・・。

娘は、普通に学校に通いたいって、思ってたんですね。
そうか。そうだったのか。

正直、出してきた高校は、逆立ちしても無理な学力。
でも、今から必死に頑張ったら、普通高校でいけるところがあるかもしれない。娘がそう願うなら、頑張らせてやりたい。こういうわけで、12月から、いきなり受験生らしく猛勉強を始めたのでした。家庭教師の先生についてもらって、勉強勉強勉強。

あんなに勉強していなかったのに、よく頑張ったと思います。

結果、1次募集では、見事に落ちまして・・・
でも、しぶとい娘は2次募集も同じ学校を受験して、
合格したのでした。

この受験が、娘が不登校から脱出する、契機になったと思います。

今は、普通高校に通っています。びっくりするぐらい毎日。
でも、たまに、しんどくなって休んだりします。毎日行くだけで、相当頑張ってるんだと思います。なので、あたたかく、あたたかく。見守っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?