敏感なのに、鈍感な部分もある

きらきら世界の住人のむすめっこには、

驚くほど敏感なところと、びっくりするほど鈍感なところがあります。

今日は鈍感な部分をご紹介。味覚はとっても敏感なのですが、香りについては、敏感な部分と鈍感な部分を合わせ持っているようです。引きこもりや、不登校を経験する方の中に、生活態度が見られ、入浴すらも入りたがらない・・・という現象があるかと思います。部屋も散乱してきたないし・・・食べ残しや、脱いだ洋服が、そのままに残され、片付けるとパニックになるので、親も手を出せず・・・

むすめっこの場合も、とても状況が悪い時期は、そんな状態だったんです。体を引きずるように学校にいき、帰ってくると部屋に引きこもり、学校のものも片付けることができず・・・お菓子の食べかすが散乱し、これでは不衛生だと片付けようとすると、自分の大事な一部のようで、捨てると怒る・・・。

汚いということや、臭いがするということに、鈍感なんだな・・・。そう感じました。

中学1年の、不登校になる前の時期に、学校からこんなお話もあったんです。クラスメイトから、「●●ちゃんから臭いがする」と言われている・・と。お風呂に入らなかったり、下着も変えなかったりしていたり、そして整理のナプキンの扱いも、うまくできない状態でしたので、親からしても、そう感じることがあって、都度都度伝えていたのですが、やっぱり近くにいる人からも指摘されたのでした。

これもですね、香りに関する鈍麻(どんま)だったんだと思います。人の感情についても、繊細な部分と鈍感な部分がまじりあっているため、周りからどう思われているのか察知できないんですよね。

気付かないということは、気付かせるしかない。臭いがすると、周りがどんな思いをするのか。例をあげながら「おじさん臭がきつい人がとなりに座ったらどう思う?離れたくならない?」という風に、

臭いがきつい→近寄りたくないと思う
気付いていないかもしれないけど、臭いがすることがあるよ
臭いをさせないためには、清潔にしておくことだね。

のような感じで。
こんなこと、あたりまえでしょう・・・・
と思って、口にしていなかったことを、
丁寧に小学校1年生に伝えるように、繰り返し伝えたのでした。

今では、自分ではあまり感じていないのだ・・ということを前提に気を付けるようになりました。ほっ・・・・

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