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クリープハイプと。  

時間はあるのにお金はなくて、空きコマができれば自転車を飛ばしてバイト先へ行き、変わり映えのない窓ガラスから見える景色を眺めながら、手に取った商品を右から左へ受け流す日々。 あぁ、このバイトを選んだのは彼氏、いや元彼氏に「親から仕送りしてもらって生活するの恥ずかしくないの?ここのレジ打ちなら夜遅くもならないし、安心だから面接受けてみたら?」って言われたことがきっかけだったな。 何かと思い出すと泣きそうになる。 温かいご飯があるとうれしい。そんな言葉を信じて家に来る時間に合わせ

    • 夜にしがみついて、朝で溶かしてライナーノーツ

      アルバムのライナーノーツ、書いたことないけど、書いてみたいと衝動に等しい、意欲が湧き上がってきたので、慌ててnoteに登録し、スマホでぽちぽち打ち始めた。 さて、クリープハイプと私の人生が交わり重なったのは、いつだったか。学生時代にバイトをしていたときに有線から流れてきた、高音ボイスにハマり、バイト終わりに自転車を飛ばし、レンタルCD店に行き借りたことから始まった。毎日仕事がうまくいかず日々消えたいと思っていたとき、どれほどこのバンドの音楽に支えられていたか。社会人になり、

    クリープハイプと。