真っ白なカレンダー

僕がまだ10代の頃かな。いや20代に入っていたかもしれない。そういう時期に、とあるWeb系のイベントで、とある会社の社長さんから聞いた言葉。

「カレンダーはできるだけ空けておけ。舞い込んでくるチャンスのために。」

若いうちは意外な人と会えるチャンスだったりそういう思いもよらない機会を引き寄せる事がある。そういう時にバイトで埋まってたり、友達と遊ぶ予定がビッシリ入っているとチャンスを掴みに行く事ができない。だから先のカレンダーはできるだけ埋めないで、チャンスを受け入れる体制を作っておいた方が良い。そういう話をされた。

自分はこの話に結構大きく人生を影響されたというか、実際カレンダーは白紙で行動している事が多い。例えば今も実家に帰ってきているけど、帰ってくる具体的な日付を決めたのは当日になってからで、当日に新幹線を取って帰ってきた。きっかけとしては名古屋の友達がラーメン食いたいって言ってて予定合うのがその日しかなかったから、っていうすごくどうでもいい事だった。そのために突発的に午後から準備して神奈川から愛知まで飛んできたんだけども、当日直前に新幹線を取ったからグリーン車しか指定席の空きが無かったために3000円ほど余計にかかってしまった。でもそれでいいんだよね。いくつかパターンを用意しておいて、当日になってから後出しジャンケンで勝ちに行く。少し高くついても、後出しの勝ち癖は付けたほうが良い。リターンは大きい。

全く逆の考えで、若いうちはいくら忙しくてもカレンダーは積極的に埋めていけというのもあるかもしれない。それも一つの答えではあるので優劣をつける気にはならないけど、僕はカレンダーは白紙にしておきたい派である事は断言しておく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?