地方FIREという考え方

お金に興味のある僕ですが、昨年FIREというものを知りました。

FIRE(Financial Independence, Retire Early)=経済的に独立、早期に退職

ざっくり言うと、収入の8割ぐらいを貯蓄に回して、30代とか早いうちに資産を築いて、その資産の利回りで食べていけるようにする。といった感じです。

めっちゃ倹約して耐えて資産作るの?というイメージでしたが、最近のテクノロジーの発達でコストをかけずに楽しめる方法が増えている最近だからこそ、ポジティブに貯蓄ができる、倹約がそこまで辛くないというものでした。

これいいなー、と思って、40代FIREを目指そうかなと思ったのですが、このコロナショックでの資産の目減りと、ジェットコースターのような相場を見て、さらにこの量的緩和の金余りの先に来るであろうバブルや、その後の崩壊などを考えると、金融関係に傾斜しての資産を作るというのは大変だな、とも思いました。

そもそも都会は家賃始め生活コストも高くなってくるので、必然的にFIREに必要な金額も大きくなる。
また、お金だけに頼った生活基盤を作るのは、この変化の激しい時代ではリスクが高いのではないか?そう思いました。

僕は東京に住んで20年になるので、もはや都会人です。
実家は、福島だったのが震災きっかけで京都の田舎に移り、今は京丹波のあたりで両親や、姉妹が住んでいます。
そんな京都の地方を見てみると、高齢化の進行で、空き家が増えていたり、田畑の引継ぎ手が減っている、というのは聞きます。

東京でのFIREはハードル高いなー、と思っていた中で、あれ?地方でならFIREできるんじゃない?と思ったのが、最近です。

限界費用ゼロ社会にもある通り、テクノロジーの進化で、地方でも恩恵に預かれることは多いし、快適な暮らしもできるのではないか?


さらに、地方のゆったりとした空気感、田畑とも触れ合いながらの暮らし、そんなの生き方が提案できないか、と考え始めてます。
ちなみに僕はまだ当面は東京で暮らそうと思っているので、そういった地方FIREの仕組みができないかということを考え、サポートする側で、自分での実践は現時点でやろうとは思ってません。

①衣食住にかかるコストを抑えた暮らしのベースを作る
②テクノロジーの便利な部分を使って、快適な田舎暮らしを作る
ということをベースにして、2,000万溜めればFIREできる。

ぐらいで考えられないかな、と思ってます。
2,000万もためられるか!とか、2,000万で引退なんかできるか!と両方ありそうですが、あくまで妄想上なので、、、

まず、仮に2,000万貯めたとして、利回り6%ぐらいで回ると仮定すると、年間120万。なので、年間120万以内で生活する必要があります。
この方法は、じっくり考える必要はありますが、東京では考えるまでもなくかなり厳しいですが、地方でうまく、衣食住のベースコストを抑えながらやれば絶対無理な領域ではないと思います。

仮に、年120万で生活ができるようになったら、次は2,000万の資産ですが、
年収600万(1人でも共働きでも)の場合、手取りがざっくり480万だとして、120万で暮らせる基盤が作れれば、6年あれば2,000万に到達します。
年収400万、手取り300万ぐらいで考えると、11年で2,000万。

まさに絵に書いた餅すぎですが、この妄想だけをみると、できなくもない。。。
なんとなくのイメージは、都会や地方(ど田舎じゃないぐらい)で会社員として働いている人で、このままでいいのかな?とうっすらと感じている人が、「そんな暮らし方もあるのか!?」と思えて、地方FIREを目指したりする、ということや、すでに地方の田舎で住んでいる人で、お金に振り回されて疲れていたり、将来不安になっている人が、もっと気持ちに余裕を持って、日々の暮らしを充実させられる。

そんな生活モデルができないだろうか、と思いました。
まずは、実家付近に住んでいる人たちのインタビューをもう少しして、こういったことが実現できそうなのか?というのを具体的に探って行こうかと思います。


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