進歩はしないが成長はする

なかなか技術が向上しないものがありますね。

もしかすると技術向上しているのかもしれませんが、昔っから変わらない道具とか装置もあります。

僕が今のところ確認した限りでは、車椅子とか、エスカレーターとか…ですかね。もっとあるんでしょうけど、今は思いつきません。

なんか、昔っからあの形をしていて、全然進歩が見られませんよね。

えー！すごい！こんなんでなったんだ！とか、すげぇ技術の進歩だなぁ！とか、あんまり見られません。

そう考えると逆にすごいですよね。
昔っから高い技術を持っていたと言えるじゃないですか。
なかなかそんなのはありませんからねぇ。

車椅子もそうです。

電動の車椅子もよく見かけるようになりましたけど、まだまだ重そうだし、バッテリーなんかもかなりデカいじゃないですか。
もっとケータイみたいに、どんどん小さくしたり軽量化したりして良いものをどんどん作ろうと思えば作れるはずなのに、そういうところに投資されていないのでしょうかね？

アイアンマンみたいなスーツができれば、介護も楽になるという話を何かのテレビでも見たことがあります。確か「軽量化が難しいんだ」と言っていました。もっと軽くてもっと頑丈な素材を求めたり、小さくても大きなパワーを出せる、長持ちするバッテリーを誰かが考えてくれたらいいのにね。

なんで人間ってこうも欲が深くて、自分達ばかり楽しもうとするんでしょうか？

確かに自分も自分ばかり楽しもうとしている節はありますけど、時々金儲けばかりのことを考えて自分達ばかりいい思いをしたいと考えているひとに出会ったりすると、なんだか急に寂しい思いをしたりするんですよね。

そう思うと、靴磨きしている時なんかはすごく楽しいです。

喜んでくれているひとが目の前にいるからです。少ない収入ではありますけど、確実におもしろくて満足できて、バランスのいい仕事が僕にとっては靴磨きなのかもしれません。

ひとの喜ぶ姿だな、これからの僕は。