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知らない「街」がここにもそこにもあそこにも

新しい生活が好きってひともいるし、相変わらず同じ所に止まって同じ場所で生活し続けるってひともいますね。


僕は新しい生活がわりと好きな人間でございます。
どれくらい好きなのかって言われると表現しにくいんですが、どこかに旅行に行ったりしてホテルに泊まりますよね。ここで言うのはビジネスホテルみたいなホテル自体にエンターテイメント性の無い宿泊施設のことで、ただ泊まるだけって感じの場所です。素泊まり上等!

そーゆうところって、単純に朝ごはんにロールパンと茹で卵だけついてくる、あとコーヒーとかね。でもそんなんは特に用無しです。なんもないホテルって良いです。


それはまぁどうでもいいとして、そういう所に泊まった時なんか、なんだかワクワクするんですよね。
まずは宿に着いたら荷物を置いてひと息つきます。
そしてちょっとだけ荷物の整理なんかをして、お財布を持って出かけます。

ここで言うのはお昼近くに現地に着いた程です。
ま、夜着いたって程でもいいのですが。


ホテルから一歩出ると、なぁんにも知らない街が360度広がっています。
この時点でめちゃくちゃワクワクしているんですよね。そこが何にもない裏通りみたいなところだったとしてもです。
むしろ、そういう裏通りみたいなところの方がワクワクするのかもしれませんね。なんか、隠れ家みたいで。

だって、自分の住んでいる場所ってだいたいがみんなに知られていない場所ですから、自分家って隠れ家みたいだと思うとワクワクしますよね。



じゃあお昼ご飯を食べる場所でも探しに行きますかね。
だいたい車がたくさん通っているところが大通りです。なんとなく大きい通りに出ると、ここは見覚えが…
あ。そーだ駅から来た道じゃないか。
少しでも知っている道に出たりすると、ほっとしたりして、「ああ、なんだー、この道ってここに繋がっていたんだな」と駅からの道のりを知ってひと安心です。

あたりを見回すけど、飲食店は見当たりませんねぇ…どーしよう。
あ、でも向こう側にローソンがあります。ちょっと不便が生じたりお腹が空いたらここに来ればいいかな、なんてチェックします。

とりあえず駅に向かって歩けば何かあるんじゃないかと駅に向かいますね。
帰り道に困らないようにするのだったり、どこか隣町に行きたくなったりした時なんかにもいいです。
だいたいそういう時って駅から2、3離れた隣町に古臭い商店街があったりして、昼間はやや賑わっている感じ、夜は居酒屋の提灯がキラキラがちらりほらり見える、僕からすると理想的な場所です。お仕事するひとが集まる定食屋さんなんかもあったりして、もう大好物ですよ!


そうなんですよねぇ。
現地のひとがお集まりになる場所を探し回るのって、僕は好きなんですよ、そこが知らない街のおもしろいところです


で、ブラブラと歩いていると、でっかく「定食」と書かれたお店を発見です。
いい感じに古臭〜い感じがたまらんですよ。



とまぁ…ね。


こんな具合に探索できるってところが僕は好きで、同じ場所に住み続けるってのはなんだか違うんですよね。あんまりおもしろくない。と思っています。
「おもしろくない」っていう言い方はあんまり良くない気がするので、違う言い方をしますと、住み続けているとワクワクが少ない。

いや、そりゃあ僕の価値観なんで、知らない街って不安なんだとか怖いんだとか、そういう気持ちを持つのも当たり前ですが、何でなのかわからないけど、知らない方が僕はワクワクするという、謎体質なんですな。


新しい街での新しい生活が好きって話でした。


あっちやこっちに行こう、これからの僕は。

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