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女性の趣味は「………なひと」

趣味をはじめると、趣味そのものもおもしろいのだけど、道具が抜群におもしろくなる。

今まで何とも思っていなくて、はっきり言うと「どうでもいいか」とすら思っていたものでも、カッコいいとかかわいいとかステキだななんて思うようになるのだ。

今までどれほどそんな感じに「モノ」を好きになってきただろうか?
スケボ、カメラ、ジーンズ、モノポリー、楽器、メガネ、自転車、服、スニーカー、靴磨き用ブラシ、帽子…もうちょっとあると思うけど、今のところそんなものかな。

興味を持つことってスゴいぞ。


身近な人物の影響もスゴい。
ほとんどの女性がそうだとは言わないが、女性って好きになった男にひとの影響をガッチリ受け止めるようなイメージがある。

例えば、付き合っている男のひとが車が好きなんだとか、登山が好きだとかテレビゲームが好きなんだとか…で、同じものを好むようになったというひとがたくさんいると思う。
逆に男のひとも女性に影響されて好きになったものがあるというひともいるんだろうが、そんな話はあんまり聞いたことがない。


女のひとって“自分から趣味にのめり込む”ことってあるんだろうか?


その辺は個性と、決定権言えの話だから考えたって仕方ないけど、女性は「ひとに合わせるのが好き」な生き物なんだろう、きっと。よくよく見ると、誰かより軍を抜いて詳しいとか、追求しているよりも共感することを大事にしているな。


と、そんな流れでその事を考えると、女性はある意味で二次的な理由として趣味をやっていると言っても過言ではないわけだな。
それ自体が好きで好きでたまらないという場合は、それは勝手にしてくださいと思うのだけど、例えばスポーツをしたり、何かを食べに行ったり、映画を見に行ったり、何かのイベントに足を運んだりはだいたいが「誰かと一緒に」その場に知ることが多い。

つまりは女性は、趣味など「誰かと会う、または集合する」という理由や話すためのツールにして使っているに過ぎないと思うのだ。
だから、僕の周りにも「誘われたら行く、やる」というひとがいくらかいる。
とりあえず誘っておくとかしないと、怒るひとだっている。極端な言い方をするとね。あなたを誘いたいんです。あなたとやりたいの行きたいのとお誘いをしているだけで、もしかすると満足しているんじゃないかってくらいだ。


そういう趣味を持つ女性って、自分からやらなかったらほったらかしにして、そのうちやめちゃうんだろうなって思うんだよな。
その辺、もったいないなぁとか思わないのかな?それ自体がおもしろいと思っていないってこと?
何かを追求するのっておもしろくないの?誰も知らないくらいの領域まで趣味を探求するのって楽しくないのかな?

なんて思ってしまう。

でも、その辺はやはり個人の価値観なワケだな。しつこく聞かないのが手だろう。


不謹慎な話、女性は男性と別れてしまうと、そのひとと一緒にやっていた趣味そのものもやめてしまうひとも少なくはない。思い出すからとか、その時はそうだったに過ぎない、と思っているかのよう。
だがそれは、ある意味でかなりの影響を相手から受けているに違いないのだな。


ということはだ、「おもしろい」と思わせられるような共通の趣味を持ってさえしまえば、グッと女性と仲良くなる可能性が高い。


女性にとって、おもしろいも、美味しいも、気持ちいいもすべて「楽しい」という感覚で済ませている、と本で読んだことがある。


難しいことは抜きにして、いかにして「楽しい」と思わせられるか。あなたがカッコいいから一緒にいるのではなくて、”あなたといるとおもしろい”から、一緒にいたいのである。


そのへんが勝負するところなんだろうな。


女性の気が引けるくらいにおもしろくなってさ、元気出そうぜ。



おもしろいひとが好き!だな、これからの僕は。

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