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友達の想い方

「長く続く友達が欲しい」なんてことを耳にしたりします。
確かに思いますね。

僕も昔仲の良い友達がいました。引っ越してからもいくらか遊びに来てくれていたんですが、今ではもう会うどころか連絡すらもしなくなりました。
僕が薄情者なんで、仕方がないんですよね。

そうです。みんな誰かのために友達になっているようで、実は違うんですよね。
言ってみれば、生活していく上で偶然とそこに一緒にいたか、すれ違ったひとなんです。
その街に住んでいれば会う確率は高くなるわけだし、すれ違う確率も上がります。
どこかのお店が行きつけなら、その行きつけのお店に通う友人ができる事だってあります。
偶然が偶然に重なって偶然を呼んで偶然にも出会って、偶然にすれ違ってをみんながみんな繰り返しているのです。

ただ、そこでちょっと勇気を出さなければ友達の一歩にはなりません。
友達になる秘訣ってなんなんでしょうか?



僕の昔の友達は(またでた。昔の友達。)
「自分の家に呼ぶことだ」と言っていました。
自分の家に呼ぶことは、確かに手っ取り早い方法ですよ。
家はどこで、どんな街に住んでて、どんな家に住んでいるのかがわかります。

部屋はどれくらいあって、誰と住んでて、何を飼ってて、何人兄弟なのか、家族構成や旅行の写真などを見てどこに行っただとか、仲良しは誰なんだとかがわかるのです。


そう。
喫茶店であれやこれやと話したり、質問されたりするよりも断然に簡単で理解されやすいのです。
なるほど。

そのひとをパッと見てわかる情報なんて服のセンスくらいですが、部屋の中を見るといろんなセンスがわかりますよね。
脱いだ服や人形や、ソファがあったり机で何をしてそうかとか、何を学んでいるんだなとか、お菓子の袋があったり運動靴や美術系の写真があったりバンドのポスターが飾ってあったりね。
目からの情報ってかなり多いと聞きますけど、自分の部屋以上に自分を表すことに適していることはもしかすると無いんじゃないかと思うくらいです。


じゃあ逆に自分の部屋に入れてくれないひとはというと、ちゃんとプライベートをしっかりしてて、ちゃんと境界線を作っているんだと思います。
それが異性だったら、そのうち入れてくれることがあるわけじゃないですか。その時に「ああ、仲良くなったんだな。」と思えばいいんですよね。


最近思いますが、友達は長く続きません。
長く続く友達がいたとしても、そこからいなくならない可能性はゼロではないのです。
どこに行っても、遠く離れていたとしても、そのひとの幸せを願って、その幸せを共に喜べる相手がいるなら、それが友達なんじゃないでしょうかね。


先の活躍を願う、これからの僕は。

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