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2/13 命式を総合的・網羅的に捉える見方⑨ 蔵干で捉える懐の深さと、親族縁の強弱・徳型と才型

命式を総合的・網羅的に捉える見方について
着目点のポイントを挙げていき、命式のご説明をしております件、
長くなっていますが、大事なところなのでお付き合いくださいませ。

さて、一点、地支について「パッと見る」だけで捉えることができる要素を書き忘れたことに、
昨晩、次期日銀総裁の植田さんの命式を見ていて気づいたので、まず、それについて説明し、
そのうえで本日は、六親法で捉えるべきことについてご説明します。

なお、先に書いておくのですが、
六親法というのは、親子関係を見るものだと思っている方が多いですが、
実際に見るべき点、大事なのはもっと別の点です。

さて、先に項目を挙げます。

(1)陰占の判断 → 自覚できない世界、客観的な人生の傾向を捉える

①天中殺(6天中殺、宿命天中殺)
②天中殺の方向(人生がどういう方向に向かうか?集団の中の自分の持ち場)
③五行のバランス(6文字で捉える五行のバランス、普通か極端か?)
④天干の特色(自覚できない精神の傾向、葛藤があるかどうか?)
⑤地支の特色(自覚できない行為・行動の傾向、用心深いか大胆か?)
⑥五行の変化要素(干合・位相法変化により加わるものは何か)
⑦日干と月支の関係(自分が立っているその足元はどうなっているか?)
⑧日干と地支3つとの関係(人生の各フェーズの傾向を捉える)
⑨六親法(知らず知らずに自分の人生を導く存在との関係)
⑩エネルギーの流れと集中(命式の中で五行がどう流れるのか?集中はあるのか?)
⑪守護神(人生が安定しているかどうか、何があると人生が安定するか?)

(2)陽占の判断 → 自覚できる世界、主観的な人生の傾向を捉える

①本人の本質(中心星)
②運形
③本能の流れと集中
④才能(社会参加の武器になるものは何か?)
⑤適職(社会参加の分野と方法を捉える)
⑥夢と現実の整合性(人生に矛盾・葛藤があるかどうか)
⑦現実の推移(現実に他人との関わる世界における展開のパターン)
⑧精神の推移(精神的に、つまり想念・心の中の世界における展開のパターン)
⑨人間関係(集団の中に身を置いたときの人間関係の型)
⑩両親との関係(貴幼法)※未修範囲、近いうちにやります
⑪最強の星とその活用
⑫人生全体の推移(三分法)

さて、⑧日干と地支3つとの関係(人生の各フェーズの傾向を捉える)の続きです。

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