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7/15【学理】予知学と帝王学と処世術につながる変化の枠組み、陰陽五行という可変的な枠組みの仕組み

ほんの100年ほど前まで、
この日本は、予知学と帝王学と処世術の天才があふれる国でした。

江戸時代の日本というのは、
徳川家康公に仕えておられた天海さんという和尚さんが陰陽道を駆使して構築した国であり、だからこそ300年もの長きにわたりその体制が維持できたのだといわれますが、

国が陰陽道に守られたその時代というのは、
下級武士や庶民大衆に至るまで、その知恵・知識を「息を吸うように」学び活用する時代でもあり、

その江戸時代の教育が息づいていた、ほんの100年前までは、
陰陽道を駆使する人たち、
つまり予知学と帝王学、処世術を駆使できる天才が、
あふれてる時代であったというお話です。

陰陽道、というと、安倍晴明に象徴されるような不思議な力を使う人のことを想像されるかもしれませんが、

正確にいえば、「陰陽道」とは、
世の中を陰陽の枠組みで捉えるものの考え方及びその活用法のことを指します。

戦後、日本ではこの陰陽を学ぶ機会が損なわれ、現代では陰陽の枠組みでものを捉える思考や技術が廃れてしまったために、
陰陽道から派生する習慣や占術、東洋医学などについて、
「あやしげなもの」として退ける風潮もありますけれど、

陰陽の枠組みというのはとてもロジカルなものなので、
そこには不思議なものも恣意的なものもありません。

強いて言うならその「陰陽の枠組み」が発見されたという点が奇跡的といえるわけですが、
算数が理解できる人であれば、陰陽の枠組みの理屈というのも理解できるはずで、

つまりは、現代においても、その気になりさえすれば、
誰しもが、予知学・帝王学・処世術の天才になることができるということです。

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