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更年期-わたしの場合(その3)

子宮筋腫の手術をして卵巣子宮がなくなったことについて、まったく後悔はありませんでした。

今となってはもう必要のない臓器ですし、むしろ残しておくことのリスクの方が大きいと思いました。筋腫は良性でしたが、いつ悪性の腫瘍ができるとも限りませんから。

ただ、強制的に閉経を迎えてしまったことで、ホルモンバランスや体の調子に影響があるのではないか、という心配がありました。

その後ホルモンの検査をしてないので、自分の女性ホルモンの分泌がどうなっているのかはわかりません。
ただ、更年期症状は続いていました。この頃はイライラはあまりなくなりましたが、鬱々することはよくあり、またのぼせがひどくなり、定期的に頭痛や倦怠感、めまいで寝込むことがありました。

更年期症状として他にも高血圧があったり、肥満、中性脂肪値、コレステロール値も基準値越えそうな状態でしたが、筋腫の手術をしたおかげでもろもろ正常値に戻ったのですよね。
筋腫という重荷とともにいろんなものを落とした!と喜んでたんですが、肥満の方はまた徐々に増えてきて、すでに中性脂肪値は基準値を越えています。やばいです…

まあでも生理がなくなったのは万々歳でしたね(笑)
あのわずらわしさから解放されるというのは、おばさんの特権だなあと思いました。

50代後半になっても、ぐずぐず体調の悪い日は月一から二か月に一度くらいはありました。更年期長いなあ~、と思いながら、母にそのことを言うと、「60過ぎれば楽になるよ」
と答えてくれました。この言葉は母の経験からくる言葉なんだ、と思いました。母もきっとそうだった、だからそう言ってくれたんだって。

60歳というゴールが見えたことで、気持ちは楽になりました。更年期はいつまでも続くものじゃない。必ず終わりが来るのです。

そして今、60歳を過ぎて、まだたまーに調子悪いときはありますが、ほんとうにだいぶ楽になりましたよ。
メンタルの方も理由もなくイライラウツウツなんてのはもうなくなりました。理由があるイライラはありますけどね。

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