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まだ更年期を知らなかった頃

厚労省で初めて、更年期の実態調査が行われるというニュースが流れ、あさイチなどでも特集され、タイムリーな話題となった更年期、私もそれに乗っかって書いてみたいと思います。

まずはまだ更年期を知らなかった頃の話。

更年期という言葉は知っていたし、なぜ起こるのかも知っていたけれど、どういうものかはわかってなかった頃。
まだ30代の頃、通っていた気功教室に来ていた人が、たぶん更年期で悩んでいました。たぶんというのは、聞いて確かめたわけではないので。

一見して病気には見えないけれど、常に体調が悪く、都心の教室まで来るのもやっとだと言っていたのです。教室では気功をして、皆とおしゃべりすれば気も晴れるし、先生の治療も受けられるのでがんばって来ているが、帰ると疲れ果てて寝ていると言っていました。

その頃の私はそういう体調の悪さというものが理解できてなくて、病気ではなさそうなのにどこが悪いんだろう?と思っていました。どこが悪いとかじゃなく、理由のない倦怠感や頭痛、めまいや吐き気、気分の悪さ…そういうもやもやした体調の悪さというものが理解できなかったのです。

若かったんだなあ。

実際に自分が更年期に突入して、初めて、そのもやもやした体調の悪さというものを理解できました。

そういうわけで、更年期症状というものがなかなか理解されないということはよくわかります。
なってみないとわからないから。

知らないということは幸いなのだよ、とあの頃の自分に言ってあげたいです!


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