好きを味方にする

いいトシしたおばさんが、ジャニーズアイドルを追いかけていたり、韓流にはまって韓国に通い詰めていたり、まるで若い女性のように夢中で「推し」事をしているのをよく見かけると思います。
若い人が見ればいいトシしてよくやるよ…と思うかもしれません。

でもおばさんになってみるとわかります。
誰かに惚れる、夢中になる、推す…という行為は確実にエイジング・ケアになるのです。
好きという気持ちは幸福ホルモンの分泌を促し、乱れた自律神経を整え、心と体に安定と活力をもたらします。

推しのことを考えていたら、心は弾み、心が弾めば血行が良くなり、顔の色艶が良くなり、推しのためにがんばろうと体も軽くなります。
疲れた体澱んだ心を引きずる毎日に彩を与えてくれるのです。

推し事にはまっているおばさんは無意識に自分に必要なものをわかっていてはまる、のだと思います。

自分自身の色恋に落ちるより、酒や暴食に溺れるより、ずっと健全です。まあ、お金をつぎ込みすぎて危ないということはあるかもしれませんが。

何がきっかけになるかは人それぞれだと思いますが、好きなもの・人を見つけてほしいし、見つけたら、推し事してみてください！
きっと人生が明るくなりますよ😊
更年期の荒波を渡るための味方になってくれます。

私はサッカー観戦にはまり、J2のジェフ千葉が大好きになり、選手たちを自分の息子(いまや孫？)のように応援し愛でています。
応援するという気持ち・行為は自分の心の支えにもなるし、素晴らしい選手たちのプレーやかっこいい姿、微笑ましい様子やエピソードなどをニコニコ(にやにや？)しながら見ています。
ユニフォームやグッズを買ったり、アウェイにまで応援に出かけたり、そのために仕事を頑張ったり…心の支え、明日への活力、そして日々の潤いになっています。

ただ、スポーツ選手やチームを推しにするのは他人にはあまりお勧めはしません。
スポーツには負けるという苦しみがあるからです。なかなか勝てずに苦しんでいる選手たちを見るのはストレスが溜まります。サポーターはドМじゃなきゃやってられないよね！とサポ仲間と言い合っています。
苦しみがあるからこそ、勝った時の喜びはひとしおで、選手たちとともに喜び合えることが幸せなのですが、できれば苦しみはない方がいいですよね。

なので、喜びだけを与えてくれるアイドルや歌手、役者さんなどを推す方が幸せかなあ、なんて思っています。