失敗してなくした自信を取り戻す6つの方法

生きていれば失敗をして自信を失ってしまうときが必ずあります。しかし自信を取り戻す瞬間もたしかにあるはずです。

でも結局生きていれば自信をもって生きていくしかありません

何を隠そう、ぼく自身がこのエントリーを書く直前にわけあって落ち込んでいたので、「自信を取り戻すにはどんな方法があるだろうか?」と客観的に考えていたのです。それをメモがてらに書いておきます。


①失敗を喜ぶ

失敗して自信を失ったときは「よし、もっとやろう」と考えます。失敗できたのは挑戦している証拠だからです。

つい、成功ばかり求めてしまいますが、「成功」を狙って動くのではなく、さらに次の失敗をつくりにいくというマインドチェンジをするのです。

失敗するたびに「よっしゃ」と喜びを覚えるのです。失敗したということは新しい行動実績をつくったことになります。「やったぞ」「もっとやろう」と。そう思える人は強い。次々と行動実績を更新し続けることで、自信を取り戻せるし、自信を失いにくい自分になります。


②偉人にまなぶ

偉人のエピソードを学ぶと固定概念が取り払われます。発明王・エジソンはガチョウの卵を自分で孵化させようとしてガチョウ小屋に籠って卵を温め続けました。

人からはバカだと言われましたが、自分で実験するために体をつかって実験したのです。

世界にはふつうの生き方をしていない、歴史に名を連ねる偉人たちがたくさんいます。そんな人々から学び、自分のなかに薄々と形成されてきた「常識」を、すべて壊して次に進むのです。


③本を読む・映画を見る

これは自信を取り戻すというより、心の整理をつける効果が大きいです。なんらかの心の動きが出るはずです。

話題になっているものなど、とにかく自分が見たい、読みたいと思ったものでいいのです。

ストレスが解消され、感化されて見終わったころには自分の心のなかも整理されます。


④忘れる

究極は忘れたほうがいいです。一瞬反省したらすぐに忘れましょう。それくらいじゃないと一向に前に進めません。

「一瞬反省したら」といいましたが、自信をなくしたとき、「反省」は意識しないほうがいいです。大抵、「どうしてこんなことをしてしまったんだ」と無意識に考えてしまうものなので、それでいいのです。「しまった、こうすればよかった」と一瞬でも思ったらそれでOK。

なので「忘れる」のほうに99%の意識を向けたほうが、そのあとの行動がプラスに転じます。

自信を失うできごとがあったら、まず忘れることです。


⑤行動実績を更新し続ける

動き続けるということです。地道でもたしかに自信が回復します。悔しさをバネにとにかく行動を続けるのです。忘れるよりもこっちのほうが楽という人もいるかもしれません。

失敗して自信をなくしたときに、行動を止めてしまうさらに自信をなくしてしまいます。結局はどんなに自信を失っても、前を向くしかないことはわかっていますし、自分を信じて胸を張るしかない。行動を止めるのはナンセンスです。


⑥理想的な他人の姿を肯定的に自分に重ねる

自分にとっての憧れのような人を想像してみましょう。その人と自分を比べてしまうと、もしかしたら卑屈な思いがしてしまうかもしれません。しかし考えてみてください。ある意味、自分の目指す成功事例を知っているだけでラッキーです。なぜなら、その人を追いかけることができるからです。

あるたとえ話で、“ちっぽけなハエでも、駿馬(めちゃくちゃ足の速い馬)の尻尾につかまって、振り落とされないように必死でついて行けば、本来ハエだけでは到達できなかったようなずっと遠くの場所まで行くことができる”、というのがあります。

憧れや理想とできる人が近くにいるだけでかなり運がいいのです。近所じゃなくても住んでいる国や働く場所が違っても、いまはSNSがあるためほとんどの人が憧れとする人の思考や発言に接することができます。その人たちに必死でついて行けばそれだけ自分を高めることができます。トップスピードで走っているランナーに全力でついて行けば、今まで超えられなかった自分の限界値が一気に変わります。のです。

さらに、「同じ人間だ」と考えることです。人がやっていることは、結局は人(ひと=人間)のやっていることなので、自分にもできるはずだと捉えるのです。要するに、憧れの人を相手にしながらも「相手もイチ人間だ、自分と同じなのだ」というポジティブな思考を強めるのです。

「理想の人を想像し、その人にできるなら自分にも必ずできる」という確信を持つことです。


結局は前に進むしかありません。それがわかっているのだから動くしかないと、割り切ることができる人は強いです。

自信をなくしてクヨクヨしてしまう時間は「済ませる」という意識をもつと、床に落ちたボールが弾み上がるようにモチベーションを戻して高い水準を維持できます。



ライター 金藤 良秀


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