映画感想

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【映画感想】アクアマン

CGIによる表現には目を見張る昨今です。

昔だったら海中にいるシーンなんてのは、実際に役者が水に潜って演技するのを撮影したもんですが、今ではグリーンバックの前で演技しても、CGIによってちゃんと水中にいるように見える処理をほどこすことができます。

ウィレム・デフォー。この60歳を超えた俳優になぜ主人公の武術指南役(役名: バルコ)を配役したのか。それは彼が他ならぬ「魚顔」だからだな、とこの映画

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【映画感想】ジョーカー

■公開から1ヶ月、まだ超混んでた

TOHOシネマズのポイントが貯まって映画が一回分タダで観れるってんで、ここはいっちょ話題の「ジョーカー」に行くかと思ったんですよ、こないだの休みに。そしたらすげーヒットしてるんですね。今から行こうと思って調べたら次の回の席ほとんど空いてねぇの。あっても最前列の端っことかで。今もちらっと観たら新宿は2スクリーンでまわしてて計600席くらいあんのにほとんど埋まってた

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映画感想: アベンジャーズ/エンドゲーム

"正義"とは何か。

いわゆる「ヒーロー映画」、まあ「ヒーローアニメ/マンガ」でも「ヒーローもの」でも何でもいいんですが、ヒーローは基本的に「正義の名の下に」「悪を懲らしめ」ます。

「懲らしめる」というのも度合いがあって、「二度とするんじゃないぞ」と口頭による警告で済むものもあれば、「これだけ肉体的/精神的にひどい目にあわせたんだからもうしないだろう」という仕打ちをするもの、一番楽な手段である「

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映画感想: へレディタリー/継承

死ぬのが怖い。

物ごころついた頃から死ぬのが怖くて怖くて、「ぼくがぼくじゃなくなる」ということが何よりも恐ろしかった。

生まれる前にも世界はあったこと、その時ぼくはいなかったこと、死んだ後も (おそらく) 世界は続いていくのだろうということ、その時ぼくはいないこと。

ホラー映画の怖さというのも、基本的には「殺されたら死んじゃう」という、人間が本能として理解しているところを攻めることで成り立っ

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映画感想: クリード 炎の宿敵

主演: ドルフ・ラングレン。

わかってるよ!! クリードの続編ですよね!! いくら俺がバカだからって「クリード」ってタイトルがついてる映画の主人公がクリード以外なわけないよな、ってことくらいはわかって書いてますよ!!

思えばロッキーシリーズを初めて劇場で観た作品は「ロッキー4 / 炎の友情」で、その時ロッキーの相手となったのがドルフ・ラングレン演じるソ連のボクサー「イワン・ドラゴ」でした。エキ

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映画感想: 男はつらいよ

「男はつらいよ」という映画をちゃんと観たことがなかった。ぼくは昭和生まれなので、もちろん「だいたい」どんな映画かは知っている。主に葛飾柴又と、主人公の寅さんが作品ごと巡る地方やなんかが舞台で、毎回「マドンナ」に恋をして、親代わりのおじちゃんおばちゃんや、隣にある印刷会社の社長と喧嘩して、主演は渥美清で、そっくりさん芸人としてゴジーラ久山という人がいて、まねだ聖子という松田聖子のそっくりさん芸人に猛

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映画感想: ラ・ラ・ランド

「あれ? この映画観たらワンチャンある?」という即ヤリ期待値を上げる最高のデートムービー。

また自分が描いた夢に対して本気で努力したことがなく、そのくせ承認欲求だけは人一倍あって、自己満足するためにその隙間をお金 (物欲) で埋めて現実逃避してる人なんかはそりゃもう涙腺決壊すると思います。

物語は、音楽はオリジナルが大事だと言ってる割には人の演奏の完コピプレイに必死で励んでいるジャズ・ピアニス

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映画感想: ボヘミアン・ラプソディ

イギリスのロックバンド「クィーン」が結成され、様々な出来事を経て1985年のライブエイドのステージでパフォーマンスするまでを描いた映画。

ヴォーカルのフレディ・マーキュリーは1991年11月に死去している。死因はエイズによる気管支肺炎。45歳だった。

クィーンは、フレディの死後に発表された「メイド・イン・ヘブン」を含めると15枚のスタジオ・アルバムを出しており、なかでも「オペラ座の夜」に収録さ

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映画感想: イット・フォローズ

huluに来てたんで観ました。

この時点で知っていたのは、低予算で作られたホラー映画であること、しかしその内容が話題を呼んで大ヒットとなったこと、死をもたらす「それ (イット)」の正体について色んな説が出たこと、くらいです。

TBSラジオ「たまむすび」にて、映画評論家の町山智浩さんが紹介していて興味は持っていたのですが、結局劇場には行かずに数年が過ぎ、冒頭に書いたようにhuluのトップページで

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映画感想: セッション

夜中、眠れなかったのでスマホで映画でも観るかと思ってhuluにアクセスしたら「セッション」があったので、寝落ちしてもいいやという程度の気持ちで視聴をはじめた。吹き替えで、結局最後まで見た。

この映画は2015年公開当時、鑑賞した映画評論家とジャズプレイヤーのあいだでそれぞれの想いをやりとりしたテキストが幾度か交わされるというイベントが発生し、ネット界隈で話題になった。評論家は絶賛、ジャズプレイヤ

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