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エモい紙袋をたくさん作りたくて


エモい、とはよくわかってないようで、わかるようで。でも私にとってはとてもエモいものを作ったと思っています。

レトロでありつつ、新しさも…記号で醸し出せてたらいいかな、と。
コンセプトは「お薬袋風で化学で、書店で取り扱っている袋っぽいもの」
(なんだそりゃ)

こだわりとしては
・ただの封筒を使いたくない→紙にこだわりたい
→書店で取り扱っているような紙(グラシン紙・ハトロン紙系)がいい。

・できるだけ印刷面が大きくなればいいな…
→最初はハンコで作ることを考えていましたが、レトロ印刷さんの印刷が家でもできると知ってからレトロ印刷さんのシルクスクリーンを購入して進めました。

ちなみに壊れてもいいや、と自宅のプリンターを使って袋を作ってもいます。


紙袋

画像1

【仕様】
作成:2020/07
用紙:グラシン紙
大きさ:B5が余裕で入るサイズ
インク:SURIMACCAインク(OSAKA)

【こだわり】
 上記でも書いたけど、グラシン紙かハトロン紙の封筒で作りたかったのです。A5が入るサイズは100均で売ってるけど、B5が入るサイズを探すのには苦労した…。あとは前まで、あまり化学モチーフをいれないまま作ってたものが多かったんですね、こういったレトロなものは。あまりにも盲点でした。自分にとっては「化学」が当然すぎるから「入れること」の必要性が足りてなかったんですね…。「化学やってるから、化学ってわかるよね」という甘えたところに気づけた作品でもあります。その気づけた分、楽しかったです。

【備考】
 色がいい…。レトロ印刷さんの限定カラーらしいんですが、最高な発色。グラシン紙にじんわりと隅っこが染みてる感じも味が出てるし、失敗した者でさえ味です、で片付けれるほどおしゃれに作れました。


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画像2

【仕様】
作成:2020/07
用紙:筋入りハトロン紙封筒
大きさ:ポストカードサイズ
インク:SURIMACCAインク(TAIWAN)

【こだわり】
 化学っぽくもだけど、人体のモチーフも使いたい(人体が好きなので)と、いうことでさりげなくDNAと肋骨を…。あとは「+」と「ー」が地味〜にある原子のモチーフもさりげなくていいかな…と。さりげなく、が好きなんですが…え?派手?

【備考】
 実は線画が細かすぎてレトロ印刷さんから、「これでは線が出にくいですよ…」のお優しいメールをもらったものだったけど、どうしても修正が無理なところがあって、「このまま出してください」と返事をしたものでした。
それでも結構綺麗に出てるので、「すげ〜!!!」と叫びながら刷りました。
 あとはインクの色が素晴らしいです。赤ではあるんですが、ちょっと蛍光気味のような、しっかり濃い赤です。素敵です。


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レトロ印刷さん

レトロ印刷さんですが、まず対応が神で、とにかく早い。

昼に入稿してから→夕方に発送しましたメールがくる。
びっくりした。すごいなあと思いました。(小学生の感想文か!)


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感想

 袋とか同人の備品とか、正直なくてもいいものなんですよね。しかも捨てられるのが最終的な行き着くところ。それに全力でふざけているのが私なんですが、このスタンスはこれからも維持していきたい。つまりは自分が面白いと思うものはこれからもたくさん作りたいと思いました。
 別に捨ててもいいけど、好きだな〜って人はとっておいてくれたら嬉しいな〜〜!

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