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200331夫と息子のあれこれ

妊娠後期を迎え、体力的にもいろいろキツくなってきていることや、私がいない間の過ごし方のシミュレーションのひとつという意味もあり、夫が息子のお世話に今までにも増して力を尽くしてくれている。元々息子ととても仲良しで、育児にもとても協力的だったから「くれている」という言い方は語弊があるかもしれないが。

離乳食の腕もかなり上がってきて、夫の作った食事を美味しそうに頬張る息子の姿もかなり見慣れたものになってきたし、お風呂に入れている時も楽しそうな二人の声がよく聞こえてくる。

しかし先日は、何かが気に入らなかった息子が夫の作った雑炊をひっくり返した。おまけにぴかぴかさっぱりのお風呂上がりの保湿後に、あまり綺麗ではなかったところを何度も触ろうとした息子を叱る声が聞こえた。
いつも温厚で、割と疲れを見せない夫だが、その時はさすがに結構がっくりきたように見えた。
まあ正直、息子の虫の居所が悪かっただけではないかと思う。ご飯美味しかったし。でも、私が同じようなことをされていた時もめちゃくちゃ疲れたし、かなり凹んだことは今でも結構よく覚えている。(どうすりゃいいんだと悩み、行く先々でいろいろな人に相談していたように思う。)

そんな様子を見て感じたのは、月齢を重ねて感情の振り幅がより大きくなった息子と接する中で、夫は当時の私と同じようなイラッとやモヤッとと今出会っているのかなあということ。
でもそれって、言ってみれば息子とちゃんと正面から向き合っている証拠だと私は思っていて。
子育てに理不尽はつきものだし、何より「日頃ずっと一緒にいる人(うちの場合はママである私)にやってもらった方がスムーズじゃん」ということは少なくない。積み重ねてきた時間が違うし、こう言っちゃなんだがいろいろ苦労もしてきているから当然だ。
でも、そこを敢えて今自分でやろうとしている夫のやる気というか勇気というか当事者意識というか(ラップかな?)、ある意味では覚悟というか計画性というか、そういう部分に拍手を送りたいのだ。

慣れたように抱っこ紐をつけて、だいぶ重たくなった息子をお散歩させに行く夫の肩や腰を心配しつつ、パパイヤ期はおそらくこのままないだろうなと思う。息子はきっと全部わかっている。

ついこの間までは夫を見て、「私がいない間この人は息子と二人でやっていけるのだろうか」と不安になることもあったが、最近はあまり思わなくなってきた。「ママ不在時」も、少しでも夫と息子が楽しく過ごせるように、いろいろな覚悟を決めつつ日々を過ごすことしか今の私にはできないけれど、二人なら大丈夫かなと思っている。(むしろ自分が大丈夫かしら…)

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