【2020年代の常識】 〜「lTインフラて何?」の状態からざっくり理解してITリテラシーを身につける〜
lT系のお仕事と聞くと、どんなイメージをお持ちですか?
プログラミングする、Excelが得意、パソコンに強い、、、など様々な意見があるかと思います。
今回はITエンジニアの中でも、プログラマーとは異なる役割のエンジニア職をご紹介していきます。
私の仕事は表面的にはインフラエンジニア(またはサーバエンジニア)という名称の職業です。
客先のオフィスに常駐しながら、稼働中のシステムの保守・運用をしております。(実際には書類や手順書作ることが多く、エンジニアぽいことは何もしておりません)
この業界の方ならインフラエンジニアが何をやっているのか大体察しがつくでしょう。
しかし、IT業に全く関わらない方にとっては「?」という印象でしょう。
ですので、今回は「ITインフラ」が何か、インフラエンジニアとは何をしている人なのか、ざっくばらんに説明していきます。
そもそもITとは?
「インフラ」を説明する前にITてなんだかわかりますか?笑
「コンピュータでカタカタ何かやってる」、「パソコンに詳しい」、
「エクセル、ワード、パワポ・・・」
など世間のイメージてこんな感じでしょうか。
どれも正解です。
正確にはInformation Technology(情報技術)のことです。
ITはパソコンや大型のコンピュータにだけ使われてるわけではありません。
例えば、テレビやリモコン、冷蔵庫などの家電製品や自動車、電車、航空機などの輸送機械にもITは使われています。
というか身の回りの製品には大抵ITが使われてますね。
実際、一口にITと言っても様々な分野があります。なので、唯一無二にこういうものだと言い切るのは難しいです。
ではインフラとは?
では次に「インフラ」というものについてご説明します。
インフラという言葉は略語です。正式にはインフラストラクチャといいます。
これを聞いても「???」てなりますよね。
僕も初めて聞いた時は同じ感想でした。
カタカナを使わずに表現するなら、「下部構造」とか「基盤」という意味が当てはまりますね。
辞書的な意味では「生活や産業の基盤となる設備・施設」のことです。
身近な例で説明すると、普段何気なく使っているであろう、水道や電気、ガスの設備や道路、インターネットなどが該当します。
もう少し広義に言うと、電車や飛行機、自動車もインフラの一つといえますね。
もし、これらのサービスや乗り物が、ある日突然、使えなくなったら、皆さん大パニックを引き起こしますよね。
要するに「インフラ」とは、「普段当たり前のように存在し、稼働しているもの」だが「なくなったり、止まったりすると多大な影響が出るもの」と解釈してもいいとおもいます。
私たちの生活を支えてくれているのが「インフラ」なのです。
じゃあITインフラとは?
ではITインフラとなると何が当てはまるでしょうか。
今やスマートフォンが普及し、いつでもどこでもインターネットを通じて、情報を仕入れることができますよね。
実はスマホ自体がITインフラでありますし、インターネットもITインフラです。
また、Google Chromeなどのブラウザを通してWebサイトやWebページを表示してくれているのもサーバというコンピュータで、これもITインフラです。
目には見えないけれど、様々なアプリやソフトを動かしているもの、それが ITでいうところのインフラに該当します。
インフラエンジニアとは?
では私が肩書き上の職業であるインフラエンジニアとは何をしている人なのでしょうか。
これは解釈次第で扱っている対象や実際にやっていることが大きく変わってくるので、一概にインフラエンジニアの仕事はこれだ、と言うことはできません。
しかも私の場合は、その中でもサーバエンジニアという役割です。
ざっくり説明しましょう。
あなたがスマホやパソコン、タブレットで使っている、LINEやInstagramなどのサービスやアプリ、さらには航空機や電車の制御などが止まらずに安定的に稼働するように頑張る人たちと言えます。
どんなサービスでも、それを動かしている土台(基盤)があり、それがサーバやネットワークというものです。
実は曖昧な「インフラエンジニア」という職業
インフラエンジニアはその役割によって呼称が大きく異なっています。
私の場合は、アプリを動かしているサーバというコンピュータ(「サーバ」については次回説明します)が故障して止まらないように維持するお仕事です。
また、そういったサーバを設計する人、実際につくって(構築)いる人もいます。
他にもネットワークが安定的につながるように構築や運用する方もいますし、インターネットが通じるように、基地局から電波が飛ぶように回線を敷くお仕事をしている方もいます。
それぞれネットワークエンジニアとか通信キャリアエンジニアとかいう呼び名があったりします。
これらをまとめてインフラエンジニアと言ったりもします。
人によって、または役割や解釈の違いでインフラエンジニアのお仕事は変わってきます。
共通しているのは、身の回りでITを駆使して動いたり、提供されるサービスを使い続けられるようにすることです。
地味だけどめちゃくちゃ重要なITインフラ
IT分野ではアプリケーション(LINE, Instagramなど)に注目が集まりがちです。
しかし、それらを動かすためには必ずインフラが必要です。
ニッチではありつつ、縁の下の力持ちとして非常に重要な役割を担っています。
特にネットワーク・通信分野ならば、今後5Gや6Gに対応していくために、需要が大きくなるでしょう。
次回はITインフラについてもう少し踏み込んで説明していきます。
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