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【読書感想】外国の情景の描写が素敵な小説✨「弾丸のデラシネ」

こんにちは。今日も連続投稿を継続中の
Yui Kinouです。

今日は読み終えた本の読書感想記事です。

作者の方が好きだったため読んでみた小説。

結果、大当たりしました😊


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弾丸のデラシネ(1)

嬉野君 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
エリオットは人の強い思念を『声』として聞くことができる。12歳のある日、エリオットは人でごった返す空港で爆弾魔らしき男の「殺す」という『声』を聞いた。そのとき初対面の彼の能力を信じ、犯行を未然に食い止めてくれたのが、琥珀―のちにエリオットが珊瑚と名乗って加入することになる「宝飾店」のリーダーだった。熱帯の無法都市・燭銀街で護衛業を営む琥珀・翡翠・珊瑚の運命的な出会いと、彼らが遭遇する事件を描く、人気コミック「熱帯デラシネ宝飾店」前日譚小説!!


🌸読んでみた理由

作者の「嬉野君」さんが一番の理由。

作者の方が他に書いている、『金星特急』が
面白かったので、他の作品もずーっと
気になってはいました。

しかし、『弾丸のデラシネ』はコミック
『熱帯デラシネ宝飾店』の前日譚小説。

「コミックを読んでいないと面白く
 ないんじゃないのかなぁ……」と
二の足を踏んでいました。

でもコミックから読むにもやはり迷う。

しかし、でもでも……と悩み続けて、
ようやっと手に取りました😅



🌸読書感想

読んでいる最中に思ったことは、
「ああ、「嬉野君」さんの作品の雰囲気の
 まま!」と安心してしまいました。

「嬉野君」さんの『金星特急』から続いて
読もうと考えている人には、迷わず購入を
おすすめしちゃいます。

『金星特急』と雰囲気がとっても似てました。


また、コミック『熱帯デラシネ宝飾店』を
読んだことがなくても、十分にメイン3人の
お話を楽しむことができました。

コミックを知っていたらより楽しめるかも
しれませんが、コミックを知らなかった私でも
疑問も違和感もなく楽しめました。


リズムに乗るように淡々と先へ先へと
読み進めることができます。

『金星特急』もですが、外国がメインの舞台。

行ったこともないのに外国の雰囲気、情景が
ありありと脳裏に浮かぶ描写。

「嬉野君」さんが実際に足を運んで、外国を
見て回ったんだろうな、と分かる表現ばかりです。

綺麗な面だけではない、危ない雰囲気、
スリや詐欺なんかもしっかりと描写して
外国の雰囲気をキャラと一緒に味わうことが
できます。


また、それぞれ個性的なキャラたちも素敵です。

宝石の名前を名乗る3人がこの話の主役。

良いところのお坊ちゃんな好青年の珊瑚と、
みなしごで生きて放浪してきた翡翠、
自分のことを語らないリーダーの琥珀。

今巻では特に珊瑚と名乗ることとなる好青年の
お話がメインです。

それから、珊瑚と翡翠のお話。
3人での護衛業のお話の3話分が掲載されて
いました。


前述の通りコミック「熱帯デラシネ宝飾店」
前日譚小説のため、恐る恐る手を伸ばしましたが
大満足の1冊となりました。


外国の雰囲気を味わえる小説を楽しみたい
人におすすめです。



最後まで読んでいただきありがとうございました!

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