見出し画像

選択肢が増えると自由度も増す

こないだ友だちと遅めの昼ご飯を食べる約束をしていたら、彼女は小一時間、寝坊で遅刻してきました。


LINEを送っても電話をかけても反応がなく、あと20分連絡がなければ帰ろうと考えながら二杯目のビール。ですが「たぶん寝てるな」と思っただけで腹は立ちません。


それは、そのあとに用事がなかったとか急いでなかったとかいろんな理由はあるものの、一番の大きい理由は「彼女はそういう人だとわたしがわかっているから」なんじゃないかと待ちながら考えました。


何ごとも、そういう人だとわかっていれば対策を立てることができる。対策が立てられると選択肢が増え、自由度が増す。人は、自分に選択肢がない、自由がない、と感じたときに無力感や悲しみ、怒りが湧くのかも。


今回の場合、わたしは彼女に遅刻癖があるのを知っているから対策を立てることができる。対策1は、そんな彼女と友だち付き合いを、やめるかやめないかを自分が選べること。対策2は、友だち付き合いを続けるなら、彼女と待ち合わせするときはストレスが生じる可能性があるので、待つ時間は◯時間と自分が決められること。


そうすると、「自分は時間や人生をコントロールできている」と思える。生きる上で「それしかない」「そうすべきだ」があればあるだけ、人は自由度が減っていきます。その人と付き合い続けるのかやめるのかを選び、続けるならストレス原因を極力取り除く方法を考える。自由でいるために、自分で考え、自分で選ぶ。相手を変えようとしないのも肝心です。相手を変えようとするとそこにストレスが生じます。変えるのは、自分の対応のみ。付き合い続ける、を選ばざるを得ない相手なら、会う頻度をめちゃくちゃ下げるのも手です。


わたしは、自分の気持ちをつねに平穏に保っておきたいのです。そんなふうに割り切ることで、もし他人がどうこう言ってきても、もうそれはその人のココロの問題ですしね。前述した友だちもわたしと似たような思考を持っているので、そういうことにとやかく言ったりしないのでラクです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?