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【GEC留学】 7月編

暑い日が続き、夏真っ盛りとなりましたね。少し外に出るだけでも嫌になるほどの暑さですぐに汗をかいてしまうので、できればあまり外に出たくないです。みなさんも外出の際は脱水にお気をつけてくださいね。
さて、GECプログラムの必修留学について書いているこのシリーズも今回が最後です。過去の記事はマガジンから読んでみてください。

Canada Day

実は今月最初に【今日は何の日】という記事を投稿したのですが、そこに書いた記念日が「カナダの日」です。カナダの独立を記念して、7月1日は「カナダの日」になっています。この日はビクトリアでもお祝いがされていて、賑わっていました。議事堂の前には屋台やステージなどが設置され、お祭りが開催されていました。私も昼間は友人たちと一緒に遊んできました。夕方くらいからホームステイ先でパーティーがあったので、友人たちを連れて参加しました。パーティーでお腹を満たしたら、花火を見るためにお祭りが開かれている場所に戻りました。途中でカナダの国旗が頭についたカチューシャを買おうと提案されたので、全員でそれを身につけてから席の確保へ向かいました。なかなか面白い絵面だったので、今写真を見返してみても笑えます。花火は日本と比べると規模がかなり小さかったです。しかし、海の近くで開催したこともあり、水面に反射した花火やまわりの風景はとても綺麗でした。

カナダの日の花火

寮での生活

ここまでの約3ヶ月はホームステイでしたが、7月の初めの方にビクトリア大学の寮に移動し、帰国までの約1ヶ月はそこで生活しました。1人部屋ですが、冷蔵庫やシャワー室、トイレなどは共用でした。また、火を使う行為が禁止だったので、料理することもできませんでした。その代わりに大学内の施設で使える食事用のポイントが配布されました。ポイントはかなり多かったので、1日3食を大盛りで食べなければ使い切れないほどでした。基本的にカフェテリアで食事をしていたのですが、日本人の食事に合うメニューは少なかったので、ほぼ毎日同じような食事をしていました。飲み物やドレッシングを変えて工夫はしましたが、メインが朝食だとパンケーキ、夕食だとハンバーガーがほとんどだったので、大変でした。味は好みでしたが、飽きとの戦いになっていました。他にも、洗濯が有料でそこそこお金が取られたり、4階建ての寮の上層階は暑かったりするなど不便はありました。シャワーが水しか出ないこともありましたが、これはソーラーで発電した電気で水を温めているようなので、早い時間に入ればお湯を浴びれました。ただ、大学からはかなり近く、大学のバス停は大きなターミナルなので、移動面ではかなり便利でした。

寮の自室
寮生活中の食事例

野球観戦

私は野球が好きなのですが、ビクトリアには日本のようなプロリーグはありません。しかし、夏になると大学生主体のリーグ戦が行われ、ビクトリアではハーバーキャッツというチームがそこに参加しています。野球ロスだった私は開幕して早いうちに観戦してきました。久しぶりの野球観戦でテンション爆上がりでした。グッズ販売も行われていたので、Tシャツやストラップを買いました。会場ではイニング間にニューヨーク・メッツの守護神、ディアスの登場曲として有名な「Narco」が流れ、盛り上がっていました。野球ファンあの曲好きですよね。私も好きです。試合は3回裏終了時点で4対1でリードしていたのですが、8回表に3点取られてしまい、同点にされてしまいました。しかし、9回裏にサヨナラのチャンスを迎え、あわやホームランかという打球がタイムリーとなり、見事サヨナラ勝ちをしました。

ビクトリア ハーバーキャッツの試合

バンクーバー旅行

ホームステイ期間中は少しでもファミリーと一緒にいたくて旅行には行かなかったので、寮生活の間に1度旅行へ行きました。行き先はバンクーバーです。せっかくなら島から出て本土にも行きたいなと思い計画しました。バスとフェリー、本土に着いてからは電車も利用してダウンタウンにあるガスタウンという場所へ最初に向かいました。蒸気時計が有名な場所で、時計の周りには観光客がたくさんいました。その後、ダウンタウンをぶらぶらしてからバンクーバー水族館へ向かいました。思ったよりも大きく、1日居ても飽きないくらいでした。次の日は午前中に買い物、午後はサイクリングをしました。買い物はダウンタウンはもちろん、グランビルアイランドという場所でもしてきました。お土産や地元スポーツチームのグッズなども買えて大満足です。サイクリングはバンクーバーにいた友人に誘ってもらって、スタンレーパークを1周しました。海の近くにある公園で、初日に水族館もこの公園の中にあります。かなり広い公園なので、普段自転車に乗らない私は1周だけでも疲れました。しかし、景色はとても良かったので機会があればまた挑戦したいです。

ガスタウンの蒸気時計
バンクーバー水族館
グランビルアイランド入口
サイクリングの休憩中の1枚

ありがとうカナダ

帰国する前日にお別れパーティーがあったので、それに参加しました。クラスメイトだけでなく、4~6月のプログラムの元クラスメイトの数人もいたので、おしゃべりや写真撮影などを楽しみました。その後は寮に戻って荷造りを終わらせ、元クラスメイトたちと一緒にカナダでの最後の夕飯を食べました。スクールパブで食べたのですが、私はお酒は飲みませんでした。カナダは19歳から合法なので、当日の私もお酒を飲んでも問題はなかったのですが、初のお酒が海外は怖すぎるのでやめておきました。みんなとお別れをして、次の日の早朝に寮を出ました。本来はバスで空港まで向かうはずだったのですが、ホストファザーが送ってくれると言ってくれたので、それに甘えることにしました。車内では寮生活の間のことや私がカナダに着いた日のことなどの思い出話をしました。そして途中でマグカップと手紙をもらいました。手紙には来れなかったホストマザーからのメッセージもあり、2人からのメッセージを読んで「もうお別れなんだな」と実感して寂しくなりました。ビクトリアにまた行く時は会いたいです。そうして無事日本へ帰ってきたのですが、信じられないくらい蒸し暑くてしばらくは大変でした。正直時差ボケより辛かったので、みなさんも涼しい国に留学した時は夏に帰国して同じ経験をしてみてください。留学先愛が高まりますよ。

スクールパブでの夕飯
飛行機の窓から見たバンクーバー島


最後に

約4ヶ月の留学の体験談はこれで終了です。場所や物の紹介がメインになりましたが、留学をして成長した部分はあります。私の場合は積極性や自立面での成長が大きかったです。もちろん英語力も向上したと思います。留学は簡単に行けるものではありませんが、いろいろな方法を使えば費用はある程度抑えられるので、あとは勇気だけです。神奈川大学外国語学部英語英文学科GECプログラムでは留学が必修になっているので、勇気がない人は入学して、半強制的に行きましょう。留学関連のネタはある程度書けたと思うので、しばらくはお休みです。4ヶ月分読んでくれた方、ありがとうございました。

7月に出す予定だったものが8月終わりに出ているのは、まぁそういうこともあるよねってことで。

おまけ

バンクーバー旅行中に訪れたTWICEの「Likely」MV撮影地
以前紹介したブッチャートガーデンの花火
カナダの有名なスイーツ ビーバーテイルズ
寮の裏にいたシカ

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