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一緒に働きたい「できる人」とは?

negociaでプロダクト責任者をしている木下(@11_yk)です。
「うれしい広告の実現へ」というミッションを掲げ、AIを活用した広告運用のSaaSツールの開発をしています。

入社した約半年前に6人だった社員も、現在は倍の12人まで増えました。
しかし、今後のプロダクトの成長を見据えると、まだまだ共に働く仲間を迎えていく必要があり、今も採用活動に力を入れています。
そこで、普段あまり言語化していない「一緒に働きたい人 = できる人」とはどのような人なのかを発信したいと思い、noteを書かせてもらいます。

一緒に働きたい「できる人」とは?

前職のリクルート時代の同期で、現在はnegociaで事業責任者をしている友人の口癖は「できる」なのだが、一緒に働きたい「できる人」とはどのような人なのだろうと最近よく考える。

結論から述べてしまうが、一緒に働きたい人は変化を楽しめる人である。
もちろんスタートアップが変化が激しいという背景もあるが、仮に僕が大企業にいたとしても一緒に働きたいと思う人は同じである。

では、なぜそのような人と働きたいと思うのか、少し深掘りして考えてみたい。

日本人は欧米人に比べて変化を嫌う?

日本人は欧米人に比べて、変化に対してものすごく慎重だとよく言われる。
「終身雇用」という言葉が象徴しているように日本の転職率は、世界のそれと比較しても大幅に低い。

【1社あたりの勤続年数】
日本:11.9年
アメリカ:4.2年
※データブック国際労働比較2018 従業員の勤続年数(2016年)より引用

慎重なことが悪いということではないが、仕事を取り巻く環境は常に変化するため、今まで通用した方法がそのまま通用するとは限らない。
極端な例を挙げると、「包丁で魚を捌くこと」を極めた寿司屋の大将は、「木を切ってください」と鋸を渡されても、自慢の包丁で捌き始めるかもしれない…。

日本固有の教育制度、仕事に対する考え方が変化を嫌う傾向を強めているのかもしれない。

成功している人ほど変化を嫌う?

上記の通り日本人は変化を嫌う傾向にあるのかもしれないが、さらに成功している人ほど心理学的な要素がそれに拍車をかけると言われる。

成功している人は「自分には成功するスキルがある」「自分には成功する自信がある」「自分には成功しようとする動機がある」「自分が成功する選択をしている」という自分を正当化する材料がそろっていく。

そうなると、基本的な人間の脳の防御作用に従い、成功すれば「自分のおかげ」(自己高揚バイアス)だと思うようになるし、失敗しても「他の人のせい」(自己防衛バイアス)だと思うようになりやすい。

これがエスカレートすると「のおかげ」と「にも関わらず」を混同するようになる。
自分が正しいという意識が強くなり、自分とは異なる他人の考えを受け入れにくくなり、自分の成功体験に固執した変化しづらい人間になってしまう。

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多くの失敗と共に、成功を積み重ねてきている人は非常に優秀だと思うのが、上記のように自分の成功体験と固執した人間とはあまり一緒に働きたいとは思わない。

そのため、個人的な意見だが、変化を嫌わない人(=変化を楽しめる人)自己高揚や自己防衛のバイアスを取り払い客観的な視点を持つことができる人なのだろう。

最後に

自分のことを棚に上げ、自分なりの考えを書き殴ってきたが、

一緒に働きたい「できる人」

変化を楽しめる人(=変化を嫌わない人)

過去の成功や失敗と素直に向き合い、自己を客観視できる柔軟な人

今まで変化を楽しめる人と述べてきたが、言い換えると客観的な視点で自己を捉えて変われる人なのかもしれない。
客観的な視点で自己を捉えると、理想像からかけ離れた自分が見えてくるかもしれない。
そのような認知的不協和が生まれた時に変化を厭わないような人と共に働きたいし、自分もそうなりたいと強く思っているのだろう。

What Got You Here Won't Get You There
(今まで通用した方法が今後も通用するとは限らない)

これはコーチングの神様と言われたマーシャル・ゴールドスミスの本のタイトルであるが、この考え方を持ち、「失敗から素早く学び、成功は謙虚に振り返り、変化を楽しめる。」ような人になっていきたいし、そのような人と一緒に働きたいと思う。

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negociaでは共に働く仲間を募集しているので、興味を持ってくださった方は気軽にランチでもしながらざっくばらんにお話しできたらと思いますので、気軽に連絡してください。

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