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【日記】カレーの日

このところルーを使わないスパイスカレーに凝っている。

実は家族(主にオットである森の助さん)はルーカレーが好きだ。しかしわたし自身は市販のカレールーで作る普通のカレーが少しくどくなってきている。あの、ルーの中に含まれていると思われる小麦粉が(あるいは小麦粉的な存在と油分が)年をとって弱くなった胃に堪えるのだ。

じゃあスパイスカレーはもっとダメなんじゃないかと思うかもしれないが、意外にそうではない。油分もさほど多くないし、辛い成分を少なめにすれば胃に負担をかけるほどにはならない。友人のわたなべますみさんが教えてくれるので、このところスパイスカレーの修行に励んでいる。

今日は数名でネットで繋いで一緒にカレーを作った。料理は書かれたレシピを見れば作れると思うのだが、「具をどのくらいの大きさに切るか」だの、「どのタイミングで、どんな感じになったら次のスパイスを入れるのか」だの、実際に横で見た方がずっとよくわかるしコツのようなものも実感できる。時間を合わせて何度か参加しているが、全国、時には全世界がつながりながら同じように手を動かし、料理を作り、しゃべり、情報交換するというのはなかなか得がたいステキな時間だ。

つけあわせのきのこのサブジ。カレー的煮物、と言っていいかな。カレーの方と同じようなスパイスを使っているのにヨーグルトとレモン汁の酸味がアクセントになっていてうまい。
できあがった海老のカレー。ココナッツミルクベースで、タマネギとトマト、それからパクチーが味の深みを支えている。今回はカルダモンは入っていない。

最後にはスペインの朝日と市場風景までチラと見られてしまって、なんともお得な料理会だった。もちろん作ったものは夕食においしくいただいた。エビカレーは好評だった。よしよし。実はココナッツミルクを半分しか使っておらず、残りをどう使おうか思案中である。

さて、そんな風に午後早くからカレーを作り、あとは夕食まで自由時間のはずだったが、昨日打った4回目のワクチンがこのあたりから威力を発揮してきた。実はカレーを作り始める時も微熱はあった。だけどみんなと繋がって話しながら作業するのは楽しいし、次々とスパイスをテンパリングしたり具材を炒めたりしていたら忘れていたのだ。

カレーができてホッとしたら、急激に頭痛とだるさが襲ってきた。もちろんワクチンのせいだとわかっているので慌てはしないが、どうして自分はこう、派手に副反応が出ちゃうのかな。全然出ない人もいるのに。
2回目はモデルナだったせいかめちゃくちゃひどくて2日くらい寝込んだし、3回目は懲りてファイザーに変えたのだけれどそれでも熱が出た。もう4回目なんだからいい加減慣れて欲しいと思うの、身体。

そんなこんなで昼寝した。横になりたくて、ぐったりしていたら泥のように眠ってしまった。でも1時間後に目覚めても熱は下がらない。身体はだるい。関節が痛い。頭も痛いし気持ちも悪い。ううううう。時間が経てば良くなることはわかっているんだけど。
しばらく寝たまま、けっけちゃんのバレエ動画(松浦景子さんという吉本の芸人さんなのだが結構なバレリーナ。あそこまで踊れる人はそんなに多くない)をいくつも見る。いいなあバレエ。クラシックも好きだし、コンテンポラリーも次になにがどうなるのかドキドキして好きだ。このところ踊りも見ていないなあ。

それでも今日はカレーと副菜ができているので、夕食時になったら温めてつけるだけである。
うまいよこれ♥ すばらしいですよ。ますみさんありがとう!
腹にものが入ったので解熱剤を服用したら、2時間ぐらいで憑き物が落ちたように元気になった。やれやれ。

次回はもっと健康な時に参加したいです。
またよろしくお願いします。

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