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関東の10倍?ドイツの新規陽性判明数旅行動向調査、3分の1は国内観光へ #71 新型コロナウイルス 2020.05.22

ハイライト:
関東の10倍?ドイツの新規陽性判明数
旅行動向調査、三分の1は国内観光へ

5月22日(金)は以下を記録します。

1. ドイツ国内の現状の数字

これまではロベルトコットインスティテュートとコロナウイルスモニターの双方を見てきていましたが、今日からRKIのみに絞っていこうかと思います。
RKIの方はドイツ国内の研究施設で各保健所施設などから電子的に集計し数値をソースに、コロナウイルスモニターの方はジョンズホプキンス大学やECDCなどの数値をソースとしています。

もともと双方の数値を見ていた理由として、当初RKIの取得方法のデジタル化やラグ修正などで数値が落ち着かないことがあったため、同じクオリティで定量的に数値を取得できているコロナウイルスモニターを比較しながら見ることで、万が一RKIの方に異常値があったときのために備えていました。

現在では緩和フェーズに移り、緊急性などが低くなってきたことともあり、また双方の数値も安定的に推移していることから片方のみで良いかと判断しました。

■ロベルトコッホインスティテュート(以降 RKI)の報告

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陽性判明者数 177,212名(+460)
死者数 8,174名(+27)
回復者数   159,000名(+1,000)

5月21日午前に取得されたデータです。

再生産数ですが、4日平均の値を比較した数値と、7日平均の値を比較した数値のそれぞれをお伝えしますと、

4日平均で比較した場合
 R=0.89 (変動範囲 0.74~1.07)
 前日より0.01ポイント増加
7日平均で比較した場合
 R=0.92(変動範囲 0.84~1.01)
 前日より0.05ポイント増加

ということで、10人の感染者が次に8〜11人に感染させるリスクがあるということになります。

そのほかの指標
直近7日間の住民10万人あたりの陽性判明者数は4.6人
今日までの致死率は4.6%

市や群の分布図を見ても、直近7日までにレッドゾーンはなく進められているようです。

画像2

このドイツ全体の住民10万人あたりの陽性判明者数は4.6人と言うのですが、今日上念司さんの動画で、直近7日間の関東一都三県の住民10万人あたりの陽性判明者数を計算されていて、こちら0.48人と言うことで…
もちろん単純比較できるわけではないと理解しながらも、ドイツは現在の関東の10倍の陽性判明がありながら、フェーズ2に入っている訳ですね。

参照元:
https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Situationsberichte/2020-05-21-de.pdf?__blob=publicationFile

2.ドイツとベルリンのできごと

ウイルス学者によるポッドキャスト配信などで、専門家が日々の研究についてやどのように現状を捉えているかを気軽に聞くことができるのできます。
ここ最近のEUの国境の再開やこれからの観光シーズンに向けて、外務大臣の夏休み前の渡航制限の緩和などを含む出口戦略に対し、ウイルス学者などの専門家らは慎重な姿勢を見せています。
全ての犠牲者を防ぐことは難しいとしながらも、徹底した衛生措置の重要性を説いています。

こう言った話を見るたび、日本での個人の衛生管理の高さを思い知らされます。
他人のために個人レベルで適切な処置をする、が当たり前だったことがすごいなと思います。
もちろん極端なところに自粛警察と呼ばれる一例もあるので、何事も適度に適切に、が必要であるとは思いつつも…呼びかけだけで功を奏すことができる国って本当に珍しいんだろうと思います。

参照元:
https://www.morgenpost.de/vermischtes/article229138516/Corona-News-Ticker-Angela-Merkel-Peter-Maffay-Deutschland-Coronavirus.html

3.今日の世論調査

旅行計画の動向調査

以前スナックきのこで今後の日本国内観光ニーズがどうなるだろうなんてテーマで皆さんとチャットしましたが、ドイツでの旅行計画の動向調査を一つ参考に見てみたいと思います。

調査によると、今年は33%弱がドイツ国内で夏休みを計画しており、約20%が他のヨーロッパ諸国への旅行を希望しているということです。
ヨーロッパ以外で夏休みを計画している人は、ごく一部(3%)に過ぎないと言う結果になりました。

今回の調査では、全体ではまだ休日の予定に不安を感じている人は15%にとどまった。今後数週間で観光規制が緩和される可能性があり、ドイツ人の休日の計画に影響を与える可能性はまだありそうです。

調査:infratest dimap
参照元:https://www.tagesschau.de/ausland/urlaub-corona-103.html


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YouTubeにて🇩🇪ベルリンを中心に観光・ドイツ語・はたらく手続き情報などを紹介しています。Professionはデザイナー、夫を日本に残し35歳で単身ベルリン生活中

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2020年の3月は、新型コロナウイルスという新たな人類の敵の登場で、ヨーロッパはおろか世界中でさまざまなことがスピーディーに変化をしています。そしてこの記事を書いている今、私たちはその渦中にいます。 この新型コロナウイルスについて「欧州がパンデミックの中心地である」と言われる少し頃から、Youtubeで毎日ドイツの様子を記録していました。その内容を、このnoteでも記録として残していきたいと思います。

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