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書店員さん(2022/9/15)

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私の肩書き「24歳独身0L出版社勤務の営業職」

出版社で書店営業をしている。
だから、書店に赴き、仕事や最近のアレコレを話している。

営業が自分に向いているかどうかは別として、
私は今の仕事が好きだ。
もともとは編集者になりたかったし今もその気持ちは変わらないが、目指していた出版業界に運よく入り込むことができ、運よく今の会社に勤めることができ、好きな商材を扱えている今の状況を受け入れている。

私が仕事ができているのは、書店員さんのおかげである。
書店員さんが好き。本当に。
変わった人も多い。あまり話さない人、話が噛み合わない人、冷たい人、色々な人がいて「この人をどう攻略しよう…」と考えることもしばしば。
ただ、どんな書店員さんであれ、毎日10人弱の書店員さんと話すから色々な刺激を受けている。基本落ち着いていてみんないい人。

新卒なので、歳上の書店員さんしかいない。
そして、私の下手な営業を受け入れてくれている。
私は書店員さんに書店営業の本質を学んでいる。

親子ぐらいの歳の差の方と話すこともある。その当時の出版業界のことや、著者や書籍の知識を教えていただいている。
それもそのはずで、24歳の新卒営業マンがベテランの書店員さんに知識の面で何事もかなうわけがない。

書店営業をしていて自信がなくなる時がある。
今の会社の異動してすぐのこと。
とある書店の店長さんが、「ほんと、小さい体で元気よく頑張りよるね」と言ってくれたことがある。この言葉がダイレクトに自分に刺さった。もうブッ刺さった。そして店長さんの前でなんか泣いてしまった。大丈夫?と笑っている店長さんに「自分よりも書籍の方が立派なので、私も見合う人間になりたいです」とかなんとか言って、すみませんとかなんとか、まああたふたしてしまった。初めて自分が新卒で自信がない事をカミングアウトした瞬間でもある。ナメられてはいけないと思って「分かっている風」を装っていた。ほんと、めんどくさい営業マンである。(これを書きながらまた涙ちょちょぎれ...ちなみに最寄りのマック)
どこの書店に行っても、「なんか元気のいい営業さんやね」と言ってくれる。
私は「営業部の中で一番若いので…若さだけが取り柄なので…」と答えるようにしている。

こんな書店員さんもいる。
まだ2回ほどしか会った事はないが、全然書店員さんっぽくない。行ってもお互いの話ばかり。
ただ、とてもクリエイティブな方のようで。素敵。
因みにここの書店の書店員さん達みんな、お電話から何から優しい方達ばかりで行くのが本当に楽しい。

またとある書店員さん。
東京の人ではないらしい。私と年齢はちかく、異動してきてまだそんなに経っていないとのこと。一緒に頑張ろうな、とその一言で軽率に惚れた。
あと、なぜか「かのこちゃん」と下の名前で呼んでくれる唯一の書店員さんでもある。

またとある書店員さん。
主婦の方。たまたま、私が案内した書籍が結構売れたらしい。
「あんたのおかげやわ!」と。
「いやー……過去の数字がものを言うというか、そこに展開してくれた担当さんのおかげで私は何も…」とうまく話せなかったが、その会話は私がまだ異動して間も無なくだったため、覚えている。

本当、私は書店員さんに生かされているな、と思う。

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