Van Lifeによって気づいた価値観とは。~Van Life体験記Vol.9~

おはようございます。木下雄斗です。

今日は、私がVanlife体験や自転車旅など、「放浪生活」をして行く中で感じたことを少しシェアさせて頂きたいと思います。

結論から言うと、ネガティブなことって重要であり、ネガティブが無ければポジティブもあり得ないということ。そうネガティブを自分軸で肯定することで結果的にネガティブもネガティブでなくなるということ、です。

ある意味全ての旅行でもいえることかもしれませんが、その中でも私が良く行っているVanLifeのスタイルに予定調和はほとんどありません。

いつも大きなテーマを決めてから旅に出ることが多いです。例えば「サーフィンの後温泉に入る」もしくはもっと大雑把に、「キャンプする。」「いろんな人と会話する!」などかなりいざっくりとしていて、そこから次の目的地を決めます。あくまでも、次の目的地であり、全体をしっかりと決めるものではありません。タイムスケジュールもほとんどないようにしています。

それだけ、宿泊場所や活動領域に縛られていないのです。感覚的ではありますが、6:4くらいで予定:余白を残すようにして旅をしているのです。

私の母は昔はかなり、何時に起きてどこに行って、どこでご飯を食べて、このカフェに行った後、ここでリラクゼーションを受ける。のようにかなり綿密なスケジュールを建てていたのですが、そこに余白はほとんどなく、むしろその余白は、「可能な限り排除すべき事」でありました。

しかし、私たちのVanlifeでは、むしろネガティブなことが起きることも多いのです。自転車旅であれば、自転車のパンクや、道を知らないが故に迷うことも、道のりが険しく想定時間を超えてくる時もあります。Vanlifeで言えば、泊まる場所がなかなか見つからないこと、道に迷うこと、思わぬ渋滞に巻き込まれることなど、一見起きてほしくない出来事もたくさん出てくることがあります。

しかし、そのネガティブな出来事により起きる素晴らしい体験も多いのです。迷っていた道でとてもおいしいご飯屋さんに出会ったり、仕方なく止めた場所で面白い人に会ったり、きれいな夕日が見える場所や、田舎道に気持ちの良いドライブができたり、地元民の人しか行かなさそうな温泉に巡り合ったりなどです。

私はこういった、体験が感動的で記憶に残るのは、最初にネガティブな出来事が起きているが故に、相対的に幸福度が高くなっているのです。

幸福度は「高低差」ではないかと思います。登山する人も、しんどい思いをして上るからこそ、頂上で感動するでしょうし、行列のできるラーメンに並ぶからこそ余計美味しく感じることができるのです。

そのスタンスで起きる出来事を捉えていくことができれば、ネガティブなこともネガティブではなくなり、「私はここから何を学べるのか。」もしくは後から、「あの出来事があったからこその感動なんだ。」と理解することができるようになったのです。

人生でも、振り返れば、あのいやな出来事が自分を成長させてくれたと思うこともあるのではないでしょうか。

Vanlife体験で、この一見ネガティブな出来事を、能動的に楽しみ、肯定しながら歩む事ができれば、きっとプレイフルで豊かな人生を奏でていけるのではないでしょうか。

ではまた!

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