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Van Lifeってどんなライフスタイル?~Van Life体験記Vol.3~

Van Lifeとはもともと「アメリカンドリーム」に対して、ミニマルで体験や経験により重きを置いたカウンターカルチャーとして生まれました。一攫千金の夢をつかむ、ゴールドラッシュを夢見た若者たちから今ではアメリカの成功の象徴に対抗してできたと言われています。最近では、夢をつかんだメジャーリーガーのDaniel Norrisもバンライフをしており、海外では非常にアツいカルチャーになっています。

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そんなVan Lifeですが、「どんなライフスタイルなのかがいまいち想像できない。」「車中泊?あまりいいイメージがない。」などたくさんの疑問があるかと思いますので、どんな内装で、どんなライフスタイルなのかをご説明できればと思います。

まずは内装ですが、想像できるように車なので、あまりスペースは大きくありません。だから最大限空間を利用していても、持ち込めるものというのはやはり普通の家より限られます。だからこそ、必要なものだけのミニマルな生活を送ることができます。

また、普段人に「家」を見せることは多くありませんが、動く家はあらゆる人の目に留まります。まさに、部屋着から外に出るときに外着になるのと同じく、デザイン性や自分を表現する「家」として、内装のこだわりは非常に高くなると言えるでしょう。Van LifeとInstagramで検索すれば640万もの投稿があります。そして、その車の一つ一つが非常にユニークなものなのです。また、拡張性や機能性も魅力の一つであり、車からこのように飛び出すことで、外と中の境界線が少し曖昧になり、よりアクティブな気持ちになれるかもしれません。

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(これも車なんです!)

また、生活スタイルは、ノマドワーカーが多く、場所に捉われることない働き方をしているが故に最適であると言えるでしょう。もちろん車の中にワークスペースを確保できるような作りにしている人も多いので、仕事を静かな湖畔の隣でする、ようなこともできます。

もちろん、良いことばかりではないのも事実です。車の故障などが起きると、金銭面だけでなく、住む場所を失ってしまいます。完全にホームがレスしてしまうので注意が必要ですし、宿泊できるスペース(RVパーク)なども増えてきてはいるものの、どこでもかしこでも泊まれるわけではないのですし、都会においては駐車代もばかになりません。

なので、結論的に誰でもがVanlifeを始められるわけではありませんが、フリーランスやノマドワーカーは今後も増えていくことが予想されておりますし、アドレスホッパーなどの多拠点生活など、そもそも一つのライフスタイルだけを選ぶことは必要ありません。なので、自分に最適なライフスタイルを見つけ、ハイブリッドなバンライファ―になるのも非常に魅力的だと思います。だからこそ、「ライフスタイルを試着する。」という感覚でVanlifeを体験してみることから始めることができるのではないでしょうか。これだけ多様化した中だからこそ、他人や社会的な常識から解放され、自分が自分らしくあれるそんなライフスタイルを見つけることができれば、まさに自分だけの人生を送れるのではないでしょうか。

ではまた!

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