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次のMリーガーは…誰だっ!?(文・黒木真生)

次のMリーガーは…誰だっ!?


「大和証券Mリーグ」のレギュラーシーズンが終わった。終わってすぐ、数時間後には締切である。そんな状況で大変申し訳ないのだが、ひと足、否、ふた足早く、次のMリーガーが誰なのか予想してみよう!

1位 麻雀格闘倶楽部 296.1pt
2位 EX風林火山 293.1pt
3位 渋谷ABEMAS 27.8pt
4位 KADOKAWAサクラナイツ -20.7pt
5位 TEAM RAIDEN / 雷電 -21.2pt
6位 U-NEXT Pirates -30.6pt

7位 赤坂ドリブンズ -514.3pt
8位 セガサミーフェニックス -574.4pt

レギュラーシーズンが終わり、レギュレーション通りに勝ち上がりチームのポイントを半分にしたのがこの図である。
 「2年連続でファイナルに進出できなかったら選手を最低1人は入れ替えなければならない」というレギュレーションの対象 となっていたのが「風林火山」「雷電」「ドリブンズ」の3チームだった。
 レギュラーシーズンを終え、7位と8位はここで敗退となる。その結果、この辛いレギュレーション適用が確定となってしまったのが、7位のドリブンズだ。残念なことに、最低でも誰か1人がドリブンズからいなくなってしまう。
 風林火山はさすがに安泰と言えるだろう。セミファイナルに入る際にポイントを半減されたが、それでも5位の雷電とは314・3ポイントの差がある。
 微妙なのは雷電だ。3位の「渋谷ABEMAS」から6位の「U-NEXT Pirates」の4チームで2つの椅子を争わなければならない。
 いずれにせよ、現時点で最低1名の新しいMリーガーが誕生することが決まっている。

【ドリブンズが対象の場合】

予想1位 西嶋千春


西嶋千春  2月1日生まれ、埼玉県出身。現女流最高位。

 ドリブンズは監督を含めて全員が最高位戦日本プロ麻雀協会に所属しており、入れ替えの選手は、最高位戦から選ばれる可能性が高い。
 また、レギュラーシーズン終盤の選手起用を見ていると、丸山奏子の出場回数が少ないことから、入れ替えがあるのは女性選手ではないかと予想する。
 となれば、候補者の筆頭は現・女流最高位の西嶋千春だろう。
 通算で4期も女流最高位を獲得しており、実力、実績的には申し分ないはずだ。

予想2位 小宮悠

小宮悠 1987年1月20日生まれ、愛知県出身。現麻雀女王。

 西嶋と比較すると実績面では劣るが、2022年に女流名人戦、夕刊フジ杯と優勝し、麻雀最強戦でも「全日本プロ選手権」を勝ち上がった。どこをどう評価するかは監督次第だが、選ばれても不思議ではない。
 ちなみに、私の勝手な予想ではあるが、丸山と契約しない場合、新たな選手は「育成枠」的な人選ではないと思う。
 女性選手の「育成」にこだわるのであれば、丸山との契約を継続するのがスジというか近道のはずだからである。
 

予想3位 竹内元太

竹内元太  1986年3月12日生まれ・長野県出身。現最高位。

 もし、男性選手を入れ替えするのであれば、現・最高位の竹内元太だろう。
 「麻雀最強戦2022」の「とつげき生電話」のコーナーで「次の目標は?」と聞かれた竹内は「Mリーガーになりたい」と言い、金本晃大会委員長を「まずは最強位って言わないのか」とイラっとさせた。少し天然なところもあるようだが、Mリーグへ向けての本人のヤル気は十分なはずだ。

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