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今日と言う日に…

昨日から寒かった〜
やっぱり雪が降る朝だったね☃

今日の話は職場での出来事でショックだったこと。
今は高齢化の上に、核家族が増えている。と言う事は、独居のお年寄りも非常に多い。
一人でなんとか暮らしていたが転んだり病気になり入院され、自宅には帰れないから、リハビリ目的に老人保健施設に入所される人が多い。
今まで独居で暮らしていた人だから、人の手を借りる事や生活に制限がかかる事、共同生活か煩わしいと思うことも多い。

私はなるべく本人の望むように、今後の方向性を決めていきたいと思っている。ただ、家族の意見も大切だ。
なので、入所の時は様々の条件を加味して幅広い可能性を考え、その中で本人・家族・介護者の一番折り合いが付く形を取りたいと思っている。
その方向性は働く人のモチベーションにも繋がるし、ひいてはサービス向上にも繋がると思っている。

だが、ウチの施設は、相談員の得た情報が看護師や介護士に行き届かない。
それをなんとか皆が周知できる方法は無いかと上司に掛け合った。なかなか、話が理解してもらえず、やっと伝わったところで「うちのスタッフはそんなこと考えて仕事してる人はいない」「それは相談員の仕事だから看護師は口出さなくて良い」「3ヶ月経って退所が近付いたら考えれば良い」とのような事を言われた。
上司の言葉には向上心が一切感じられなかった。

非常にショックだった。
スタッフのことを見くびっていることも…トップが介護のシステムや問題点に着目してないことも…

3ヶ月経ってからでは遅いのだ。家族もここに居れば安心と手を離してしまうし、利用者さんも状態が安定して、でも介護が必要な状態に馴れてしまう。元の生活には戻れない状況の出来上がり。だが、お金がないと家族はゴネて高い特養には行かず…在宅復帰目的の老健は特養の待機場所となる。老健は比較的安価な設定をしている所が多い。

確かに専門分野は専門家がやれば良い。ただ、利用者や患者を、家族背景や身体状況・生活環境など全体像で検討や考察をしてコーディネート出来るのは唯一看護師だけであると私は思っている。『利用者』として看るのではない『人』として看るんだ。もっと細かな事は各専門家に任せれば良いが、私達看護師は広く浅く各分野の知識を持っていなくてはならないと思って、今まで仕事をしてきたし知識を得てきた。

大きく言ってしまえば、ウチの施設全体が『事なかれ主義』なのだと実感した。

どこから正せば良いのやら…言葉も意欲も失墜してしまったな😢
私の奮闘は始まるのか…朱に交われば朱くなるになるのか…😭

またいづれ進捗状況を話せる日が来れば幸いです(笑)🖐️

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