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InstaComposerの設定がめんどくさすぎる件

InstaComposerの設定がめんどくさすぎる件

InstaComposerを購入したが、手持ちのDAWでのルーティングがよくわからずお困りの方、意外といるのではないだろうか?思いの外設定が面倒でパッと使わせてくれないのがこのプラグインである。

日本語の情報もそこまで多くないようなので、ここではInstaComposerをLiveとLogicでルーティングする方法について簡単に紹介したいと思う。

Ableton LiveでのルーティングAbl

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リバーブでミックスが濁りがちな人必見!リバーブダッキング活用術

リバーブでミックスが濁りがちな人必見!リバーブダッキング活用術

音に広がりをもたらし、ミックスにまとまり感を与える、音楽制作に欠かせないエフェクター「リバーブ」。DTMでは誰もが使用するエフェクターだが、その欠点をご存知だろうか?

リバーブの欠点、それは音を濁らせてしまうことだ。

原音(Dry)とリバーブ(Wet)が重なることで原音が曇りがちになり、音が前に出てこなくなることがある。もちろんミックスに馴染ませるために意図的にそうしていると言うのもあるが、メ

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Stutter Edit 2のトリセツ

Stutter Edit 2のトリセツ

音を連続させてトリッキーな効果を演出する「スタッター」専用プラグインであるiZotopeのStutter Edit 2。同社の様々なバンドルに含まれるプラグインだが、使いこなせている方は意外と少ないのではないだろうか?

Stutter Edit 2は、様々なパラメーターを連携させることでスタッターの効果を大きく拡張し、シンプルな挙動から他のエフェクターをからめたエキセントリックな挙動まで、初心者

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Pulsar Muのマスタートラックでの使い方

Pulsar Muのマスタートラックでの使い方

Pulsar Muは、Manley「Variable Mu Limiter Compressor(通称「バリミュー」)」のエミュレーションで、公式サイトで「The Ultimate Glue Compressor」と謳われているとおり音を「glue(接着)」するのを主な目的とするステレオコンプレッサー。評価が高いプラグインなのでセールで購入したものの、使い方がイマイチわからんという方も多いのではな

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そのリバーブ、適当にかけていませんか?

そのリバーブ、適当にかけていませんか?

適当にかけてもとりあえずはそれなりに聴こえてしまうもの、そんな便利なエフェクトがリバーブだ。だが、各パラメーターを理解できていないまま使っている人も多いのではないだろうか?

仕組みを理解すれば思い通りのリバーブをかけることができるだけでなく、楽曲に奥行きが出て、明瞭感も向上する。つまりミックス全体のレベルが底上げされるともいえるだろう。

そのため、リバーブの主要な項目である以下の8種類を理解す

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76系コンプの標準的な設定について

76系コンプの標準的な設定について

76系コンプの設定が毎回同じようになってはいないだろうか?今回はHookup様の記事を参考に76系コンプの使用方法をざっくりまとめてみた。

Input76系コンプで、「Input」は入力される信号量だけでなくスレッショルドレベル(コンプレッションが掛かり始めるポイント)も兼ねている。つまり、Inputノブを上げていく(時計の進行方向に回す)ことで、他のコンプレッサーで言うスレッショルドを下げるこ

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