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新着 支援情報 『文化芸術関係者への支援』

2020/06/15


TONOZUKAです。


国と自治体の支援金、補助金、助成金などが、各分野においてだいぶ出揃ってきているようです。先日の第二次予算案でほぼ確定になったのが、こちらの支援金です。

令和2年度補正予算等における文化芸術関係者への支援(令和2年6月12日)

主にアーティストなどを対象にした支援金です。

今まで『持続化給付金』や『特別定額給付金』などがありましたが、それとはちょっと一線を画している支援金に思われます。
申請内容によって20~150万円、という差があります。


内容はこのような感じです。

<ホームページより抜粋>

文化芸術活動への緊急総合支援パッケージ
令和2年度第2次補正予算額(案)560億円(一部、スポーツを含む。)

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、舞台芸術等の活動自粛を余儀なくされた文化芸術関係団体においては、今後、一層の感染対策を行いつつ、活動の再開に向けた準備を進める必要がある。そのため、文化芸術関係者・団体に対して、直面する課題を克服し、活動の継続に向けた積極的取組等に必要な経費を支援し、文化芸術の振興を図る。

支援策の概要
(1)標準的な取組を行うフリーランス等向け(活動継続・技能向上等支援A-①)
・簡易な手続き・審査により、活動費を支援(20万円程度)
・プロのフリーランスの実演家・技術スタッフ等の以下の取組などを支援
練習のための稽古場の確保、技能向上のための研修資料等の購入、調査・制作準備等

(2)より積極的な取組を行うフリーランス等向け(活動継続・技能向上等支援A-②)
・(1)の取組に加え、動画収録・配信による活動の発信等、発展的取組を追加して行うことで150万円まで応募可能

(3)小規模団体向け(活動継続・技能向上等支援B)
・活動費を支援
(150万円まで。複数のフリーランス等が連携して取り組む共同事業も応募可能<1,500万円まで【10者の場合】>)
・小規模団体の以下の取組などを支援
コロナ感染症対応の新たな公演・制作の企画等(動画等による公演等の収録・配信、広報コンテンツの作成、感染症防止に対応した集団練習の実施等)

(4)中・大規模団体向け(収益力強化事業) ※ 小規模団体も応募可。
・150~2,500万円程度の事業を支援
・中・大規模団体の以下の取組などを支援
コロナ後を見据えた新たな市場開拓・事業構造改革の取組等(動画等の取組の他、舞台裏ツアー・役者との交流などの体験コンテンツ(VRの活用を含む)の開発、教育用独自演目の開発(これらの取組に係る準備を含む)等)


東京都の『東京都感染拡大防止協力金』という支援金がありますが、こちらは中小企業向け(個人事業主も含む)の支援でした。
またこれとは別に中小企業向けには『持続化補助金』という支援金もあります。
しかし両者共にザックリ言うと『事業店舗』を構えている(或いは賃貸で借りている)というものが条件としてありました。
こうなると、アーティストのように特定の仕事場を所有していない場合、なかなか申請が厳しかったと思います。

でも今回の『文化芸術活動への緊急総合支援パッケージ』はこのような制限が無さそうなので、結構多くの方が申請できるのではと思っています。

そしてこちらは『フリーランス向け』に支援や融資、猶予が受けられるものがまとめられたページです。

フリーランス向け解説資料(6月2日版)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/sonota_oshirase/pdf/20200421_03.pdf

今までに紹介したものも載っていますし、こうやって見ると色々ありますね。
お暇な時にでも覗いてみると、使えそうなものがあるかもしれませんよ。







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