動物実験における貧富の差
みなさんは、ユニバース25という動物実験についてお聞きになられたことはありますでしょうか。
都市伝説界隈でささやかれている実験ですが、心配のない環境でねずみの個体がどのような変遷をするのかという実験でした。
現代の人間社会の写しのような環境だなと思うのですが、興味を惹いたのが、
貧富とは何の定義か?
貨幣経済がないのに何を以て貧富と呼ぶのか不思議でした。
この実験においては住環境の密度という指標でした。
権力闘争が発生し、住環境に貧富の差が生まれるというものでした。
争いによって、住環境に差が生まれ、貧富の差が生まれる。
貧しい部類のほうは争いが絶えない環境だったようです。
これは人間にも大変当てはまることだなあと感じました。
つまり争いを招き貧富を生み出しているのは、他ならぬ自分自身で、貨幣経済でもなんでもなく、怒りの感情が貧富を生み、分断を生んでいるんだということがわかりました。
普段から機嫌よく過ごしていれば、争うことは減り、それはそれで豊かな環境に身をおくことになるのではないでしょうか。
というご意見もあると思いますが、少なくとも争いが貧富の差を生んでいることは事実です。
この争いとは他人と自分の比較、自分の過去との比較から生まれるでのはないでしょうか。
争わないで受け入れるという選択も自分自身で行うことができます。
比較とは相対的な価値を見出すのに便利な指標ですが、比べたところでなにか変わるでしょうか。
目標はいいとは思いますが、差があることを認識して前に進むというのは、企業経営においても一緒だと思います。
他人と争わなくてはならない環境の方もいると思いますが、少なくとも自分と争わない心持ちでいることで、少し心が楽になるのではないでしょうか。
動物実験における貧富の差は人間にも共通し、争いが原因である というお話でした。
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