見出し画像

基礎水晶機巧

こんにちは、kinghaloです。新弾が来てから5日ほど経ちました。みなさんは3連休はどう過ごされましたか?海へ山へ繰り出していたのでしょうか?
ぼくは家で水晶機巧を回し続けていました。はぁ。
というわけで今回は現時点での水晶機巧の構築やプレイング、テクニックなどについて捨てた3連休のためにもしっかりと書きたいと思います。
なお、今回もあとがきが有料ですが本編には一切関係がないのでご安心ください。
それではいきましょう。

水晶機巧とは

読み方はクリストロンです。
OCGでも比較的新しいテーマでシンクロ召喚を得意とするテーマです。
回していて感じたのですが、シンクロ召喚で派手なムーブをしているように見えますがどちらかと言うと中速のコントロール寄りのデッキに分類されると思います。自分からガンガン展開するというよりは少ないリソースで相手をいなしながらカウンターを叩き込むイメージです。
はじめの一歩で言うところの宮田一郎タイプ。うーんかっこいい。
そしてめちゃくちゃ難しいです。フィールド、デッキ、墓地、除外、すべての場所を扱いながらリソースの管理を行わないといけません。
3連休を犠牲にして研究しましたが未だに普通にプレミしちゃうので。はぁ。
ただその分かっこいい動きやおしゃれなムーブも多くて、回していて満足感がすごく大きいです。
リアルでは3連休に何もすることがない僕でも回している間は非常にスタイリッシュでクリエイティブな人間になれます。ゲームって最高だぜ!

ではまずカードの紹介からいきましょう。水晶機巧には2種類のシンクロモンスターと3種類のチューナー。4種類の非チューナーが存在します。
そして専用のサポートカードが二種類も。実質一種類だけど。
まずはシンクロモンスターから見ていきましょう。

水晶機巧ーグリオンガンド
ATK3000/DEF3000
エースモンスター。なんてかっこいいんだ!こいつが使えるだけでも水晶機巧を使う価値があります。OCGでも愛用しているマイ・フェイバリット・カードです。
チューナー2体と非チューナー1体を素材に要求する非常に重いモンスターです。ただしその分効果は強烈です。
シンクロ召喚に成功した場合に素材にしたモンスターの数まで相手のフィード、墓地のモンスターを除外する効果、戦闘、効果で破壊された場合に自分か相手の除外ゾーンのモンスターを1体SSする効果を持っています。
決まれば一瞬でデュエルを終わらせる性能は持っていますがそれにしても出すのが難しい。如何にアド損せずにこいつを出せるかがこのデッキの肝です。
ちなみに②の効果は自壊にも対応していて相手の除外されたカードもSSできるので自爆して相手の除外されたシエンをパクったりとかもできます。これおしゃれなんで覚えておきましょう。
うーんかっこいい!!

水晶機巧ーアメトリクス
ATK2500/DEF1500
メインアタッカー。とりあえず立てとけばいいやろな人。
シンクロ召喚に成功した場合に相手フィールド上のSSされたモンスターを全て守備表示にする効果と、破壊された場合に墓地のシンクロモンスター以外の水晶機巧モンスターを蘇生する効果を持つ。
特筆するべきは防御性能の高さで、水晶機巧チューナーの効果で相手ターンに出せば実質イタクァできるだけではなく、仮に死んでも墓地から後続を呼んでこれるため非常に固いです。
自分のターンには水晶機巧下級の効果で破壊して、破壊された場合の効果を使ってアド稼ぎもできるなど水晶機巧の展開に欠かせない、攻撃にも守備にも八面六臂の活躍を見せるエンジンカード。
うーんかっこいい!

というわけでシンクロモンスター2種類の紹介でした。次に非チューナーの紹介をします
まずは上級モンスターから

水晶機巧ーサルファフナー
ATK2000/DEF1500
呼びにくいから通称猿。もしくは黄色。手札、墓地に存在する場合に同名カード以外のクリストロンカードを切ってSSし、その後自分フィールド上のカードを1枚破壊する効果、戦闘、効果で破壊された場合にデッキから水晶機巧モンスターをなんでもSSする効果を持っています。
①の効果で破壊するのは自分でもいいため、基本的には効果で自壊して②効果につなげることで好きなカードを持ってくることができる非常に優秀なカードです。
更に、①効果は墓地からでも使用できるため、一度墓地に送りさえすれば毎ターン盤面に合わせて好きなカードを持ってくることが可能です。
ものすごく優秀で壊れた効果を持っているのですが、よく見るとアド損ムーブです。
如何にアド損せずに毎ターン猿効果を使うことができるかが需要です。
フィールドに出すことはほぼありませんが、戦闘破壊にも対応しているので一応クリッターのような運用も可能です。たまーに使います。
絶対に引きたいけどコストとして同名カードが使えないので2枚目以降の素引きが本当にゴミな点が萌えポイント。


次に下級水晶機巧を紹介します。
下級には共通効果としてフィールド上の表側表示のカードを破壊してデッキから水晶機巧チューナーをなんでもSSする効果を持っています。
ただし、発動したターンは機械族シンクロモンスターしかEXデッキからSSすることはできません。
そして、それとは別に墓地で除外して発動する固有効果を持ちますが、使用できるのはいずれか1つを1ターンに一回だけです。この制約のせいで回すのが難しいんだな。


水晶機巧ースモーガー
ATK1000/DEF1800
通称虎もしくは白。墓地効果はクリストロン魔法罠をなんでもサーチ。なんでもって言っても1種類しかないけどな!
クリストロン、SSには秀でていますがぶん回しているように見えて実はアドを取れるカードはこいつしかありません。だからSRなんだなあ。
猿のコストに使うとアド損しないので息切れを防ぎます。必ずデッキに入れたいカード。3積みも視野。


水晶機巧ープラシレータ
ATK500/DEF2000
通称亀もしくは緑。墓地効果は手札のクリストロンをSS。狡猾のケアをしたり召喚権を使ってグリオンガンドを通した後に追撃するために使うカード。レベル2が除外されていることも後述するチューナーの存在から非常に重要。
守備2000も六武の下級、ワイバーンに抜かれない点が非常に強い。
ただし初動亀入りはあまり強くないのでデッキに1-2枚の投入を検討するカード。
いつも思うけど効果強くてやたら守備高い下級は岩石の巨兵に謝るべきだと思う。

水晶機巧ーローズニクス
ATK1800/DEF1000
通称鳥もしくは赤。墓地効果はリリースできないトークンの生成。水晶機巧下級のリクルート効果は表側のカードであれば種類はとらないため、生成したトークンを破壊すれば手札の下級1枚からシンクロできるというデザイン。
ただしリンクスではフィールドが3つしかないので1体でも非チューナーがいるときに効果を使ってしまうと自分からグリオンガンドに行く選択肢を消してしまうので使いづらい。
レベル調整ともしもの時の追撃を考えて0-1枚の採用を検討するべきカード。
18打点が少し偉いからたまーにデッキに2枚いて欲しくなってしまうけど。

ということで水晶機巧下級の紹介でした。最後にチューナー3種類と専用罠1枚を紹介します。

水晶機巧ーリオン
ATK500/DEF500
レベル3チューナー。相手ターンに除外ゾーンのモンスターとこのカードを素材として機械族SモンスターをS召喚できる。素材となったカードはデッキに戻るので自身もデッキに戻る。
相手ターンにS召喚をして盤面に介入しながらデッキのリソースを回復することができるカード。
S召喚先の候補としては亀とリオンでレベル5アメトリクス、もしくは虎とリオンでインゼクトロンパワードが挙げられる。
どちらも相手ターンに発動する効果としては非常に強力であり、墓地利用テーマである水晶機巧においで墓所封印をすり抜けることができるカード。
333でグリオンガンドも作りやすいし3積みしたいカードだけど除外ゾーンにカードを置くためには下準備がいるので事故要因でもある。

水晶機巧ーシトリィ
ATK500/DEF500
レベル2チューナー。相手ターンに墓地のカードとこのカードを素材として機械族SモンスターをS召喚できる。素材となったカードは除外されるのでこいつも除外される。
相手ターンに盤面に介入でき、墓地利用なので水晶機巧下級の効果でリクルートしてくると素材も自然に用意できるので扱いやすい。ただし墓所が直撃する。
候補はやはりアメトリクスかインゼクトロン。変わりどころではブラロとこいつでバーミリオン。

水晶機巧ークオン
ATK500/DEF500
レベル1チューナー。相手ターンに手札のカードとシンクロする人。素材は墓地へ送られる。
可愛いけど使いにくいんだよねー。手札使うとアド損だし。

クリストロンエントリー
リンクス唯一のクリストロン名称罠。クリストロンとついていることに意味があるカード。虎で持ってこれます。
発動効果と墓地効果を持つ今風のカード。
普通に使うと墓地と手札からクリストロンチューナーを1体ずつ特殊召喚。たまーに使うけど基本使わない。
墓地効果は除外して発動し、デッキから水晶機巧モンスターを墓地に送ってフィールドの水晶機巧モンスターのレベルを墓地へ送ったモンスターと同じにする効果。
シンクロ召喚のレベル調整に役に立つのとおろまい効果なのでそこそこ強い。無理やり猿を墓地へ送れたりする。
猿のコストで使っても狡猾の邪魔にならない点が非常に強い
基本的には虎でサーチして猿の効果のコストとして運用する。

さて、水晶機巧カードの紹介がようやく終わりました。いや多かった。疲れましたがまだ終われません。
水晶機巧と相性のいい実質水晶機巧カード達を紹介してこの章を終わりたいと思います。

スクラップ・リサイクラー
ATK900/DEF1200
召喚、特殊召喚に成功した場合にデッキから機械族モンスターをなんでも墓地へ送るカード。THE・初動。
猿に速やかにアクセスすることが可能で猿を素引きしている場合は虎を落として猿のコストも確保できます。
水晶機巧版のデスサムライといったところで、1000枚くらいデッキに積みたいカード。

甲化鎧骨格
ATK2500/DEF1600
機械族であることに意味があるレベル6Sモンスター。
S召喚に成功した場合、そのターンこのカードは戦闘、効果で破壊されず、さらに自分が受けるダメージが0ななるという相手ターンに出せればそこそこ強い効果を持つ。
水晶機巧だと相手ターンに出せちゃうんです。
出せれば絶対に死なないすごいやつ。
あと自分ターンに出したら金剛マキシチックな使い方が出来てシエン霊龍を一方的に殴り倒せるのもちょっと強い。
機械族Sモンスターであることに意味があります(2回目)

灼銀の機龍
ATK2700/DEF1800
機械族Sモンスターであることに意味があるカードその2。
水晶機巧にはバックに触るカードが存在しないのでインキャ相手に出したいカード。水晶機巧のSS制限に引っかからないカードの中で唯一自分ターンに出すと嬉しいカード。


構築と基本的なプレイング

この章では構築と動かし方の説明をします。手札や盤面次第で無限に選択肢があるテーマではありますが、とりあえずベターなムーブを覚えておくことで回すのがいくらか簡単になるのかなあと思います。

1、サンプル構築

とりあえず固まったかなと思う構築です。スキルは永続魔法やフィールド魔法を貼るスキルならなんでもいいです。
水晶機巧下級の効果で場魔法を割るととりあえず1枚でシンクロできるので安定感が出ます。
城ならば先攻初動の強ムーブ、中ムーブの確率は70%後半、弱ムーブも含めると80%を超えます。
チューナーの枚数ですが、5枚あればとりあえずデュエル中に最高6回はシンクロ召喚ができるはずなので5枚採用しています。シトリィ2、リオン3ならちょうど使い切れます。
(シトリィでシンクロ、アメトリクスで蘇生したシトリィで効果シンクロでチューナー計1枚消費、グリガンで2枚消費、リオン効果でインゼクトロンとバーミリオンで計1枚消費、アメトリクスシトリィでブラロで1枚消費)
ローズニクスが1枚なのは、レベル4なのでこいつを初動にして出せるのがインゼクトロンだけなのですがこれでは後続に繋がらないからです。
狡猾は苦手なレッスラ、魔導に対して先攻で引くだけで勝てる点を評価しての採用です。
コズミックサイクロンはテーマ内にバック干渉がない都合上、採用せざるを得ないので3積みしています。
エクストラのブラロに関しては、苦手なインキャを1撃で捲る可能性をデッキに入れておきたくて採用しています。

2、先攻初動ムーブについて

さて、この手札でどう動けばいいのでしょうか?
リサイクラーNS、虎落として効果でエントリーサーチ、エントリーコストで猿効果起動までは自然に見えますね。

その後、虎の効果は使ってしまっているので、チューナーを持ってくるのに使うのは亀が良さそうです。

さて、ここからが重要です。僕も始めは間違っていたのですが、リサイクラーを割ってシトリィSS、ターンエンドが良さそうに見えます。相手ターンに守備にできるぜ!と。
しかしそれは間違いで、そのムーブはあまり強くありません。

正解は、亀効果で城を割ってシトリィSS、シトリィとリサイクラーでアメトリクスS召喚エンドです。
では、なぜなのか説明しましょう。
この盤面、墓地にはシトリィとリサイクラー、ATK2500のモンスターとDEF2000のモンスターが並んでいます。これ、そう簡単に突破できますか?
もし仮に、ATK2500以上のモンスター(ネオスとか)
が出てきた場合、アメトリクスは殴られますが戦闘破壊時の効果でシトリィを蘇生できます。
墓地にはリサイクラーが存在するのでシトリィとリサイクラーでS召喚してもう一度アメトリクスを出すことができます。
ATK2000以上のモンスターを複数通常召喚することはまずできませんからこの2体目のアメトリクスS召喚で相手の攻撃をいなし、盤面は変わらずアメトリクスと亀でターンが帰ってきますね。さらに墓地には猿とエントリーが存在するので仮に複数展開されてもそれに対して召喚権を使わずにグリガンを通すことができます。(エントリー墓地効果で虎を落とせば猿のコストが確保できる)
手札に鳥がいるのでグリガンが通れば鳥召喚で勝ちですね。
この盤面はチューナー3枚でグリガンを絡めた3回のシンクロ召喚を可能にしているのでリソースを節約できていて、更に後続で非常に強いムーブを通すことを可能にしています。
さらに、サーチのみでグリガンまでたどり着くことを可能にしています。

ここが亀シトリィエンドであった場合はどうでしょう?
なんらかの手段でシトリィを破壊する動きから入られた場合に相手の上級展開に対して横に添えた亀が抜かれてしまいますし、さらにアメトリクスが抜かれた場合に猿しか蘇生する札がありません。
一応猿横でターンが帰ってきて、鳥を引いているので鳥効果猿破壊、リオンSS、猿破壊効果でシトリィSSでグリガンは通せますが召喚権を使うのでキルが取れないし、鳥の素引きが要求されてしまっています。たまたま引けているだけですね。
更に先の初動との大きな違いはチューナーを3枚使ってグリガンを絡めた2回のシンクロ召喚しかできていない点です。これはデッキのリソースの使い方が下手くそだということです。長期戦になった場合にチューナーが足らずにS召喚できない可能性が発生します。

更に裏目があって、シトリィに対して大型を出して殴りに行きますか?
下級1体でつつきにいってアメトリクスになってもらってから返しのターンで複数展開で間に合ってしまいます。これではこちらがアメトリクスを出すことを強いられてしまいます。ここが一番の裏目です。
見えている地雷を置いても駆け引きになりませんね。
相手に地雷原に踏み込むことを強いなければなりません。

アメトリクスを出しておいて相手に展開を強いて、その後いなしてグリガンで勝つ、という意識を常にもつことが大切です。
この意識が宮田一郎のカウンターなわけです。

例に挙げたハンドは最強ハンドですが、虎入りでもやることは同じです。
虎NS、効果で城破壊してシトリィ出してアメトリクスS召喚単騎エンド。
これでもアメトリクスが抜かれても墓地からシトリィを蘇生できて、墓地には虎がいるのでとりあえずもう一度アメトリクスできます。

亀入りの場合は城を破壊してリオンSSからのアメトリクス。
アメトリクスが抜かれた場合は亀を蘇生します。守備2000なので弱ムーブではありますがネオス下級などであれば後続が続きます。

城を採用している理由がここにあって、リサイクラーを引けない弱ムーブである場合に城でなければシトリィ置きエンドしかできません。先ほども言いましたがシトリィSSエンドは簡単にケアできます。しかも墓地リソースが全く残りませんし後続も続きにくいです。

では先ほどのデュエルの続きを見ていきましょう。キースなのでおそらくコアキネオスですし墓所でもないので返せますか?と言ったところですね。


やっていいことと悪いことがあるだろ!!!!!!
唯一の裏目と言ってもいいですね。

コズで狡猾ぬき。こっち手札1枚で相手3枚。これは厳しそう。

トップ狡猾で敢えて亀効果を使って鳥出し

からのリオン。これは相手ネオフュ1枚確定なのでリオン効果で亀を素材にしてアメトリクスを出せばいなせると考えたからです。


あああああああああ!!!!!
仕方ないので除外虎とリオンでインゼクトロン出して耐える

これ絶対に死なないの偉いですよね

効かねえんだよ!!!!

トップ虎だったのでインゼクトロン割ってシトリィ出し。相手手札0なのでネオスビートは墓地リサイクラーとシトリィでアメトリクス出せばいなせます。

耐え!!!!!!

自ターン虎効果でアメトリクス割ってシトリィSS、アメトリクス破壊効果で墓地のリオン蘇生

エントリー効果でシトリィのレベルを3にします

うおおおおおおおおおお!!!!!!
捲り!!!!

こんな感じでいなしながら耐えて耐えてグリオンガンドです。

一応リプレイをつけておきますね。

#デュエルのリプレイ #デュエルリンクス https://duellinks.konami.net/att/06928f05dbd534117b36dad85b84eea40eae8e1a4e

3、上手なグリオンガンドの作り方

リソース消費の少ないグリオンガンドの作り方を覚えておきましょう。

相手フィールドにシトリィがいるのは深すぎた墓穴のせいですが気にせず行きましょう。
アメトリクスを絡めて展開するとリソースの消費が少なくて済みます。

まずは虎切って猿特殊。亀から入れば虎通常召喚でキル取れますがボール見えてたので虎から入ってます。

猿効果で鳥SS。この時墓地に効果を使いっていない虎がいます。

鳥効果でアメトリクス割ってシトリィSS。これでアメトリクス破壊効果で墓地の虎を釣ってきます。
そして虎効果起動

これで召喚権を使わずに432グリオンガンドですね。この時エントリーを2枚素引きしてしまっていますが素引きしていない場合実質手札1枚消費でグリオンガンドが立っていることになります。(次ターン虎効果でリソースの回復ができます)

うおおおおおお!!!!!

とまあこんな感じでグリオンガンドを狙っていきます。リソースを節約しながらグリオンガンドが狙える点でも本当にアメトリクスは優秀ですね。
基本は432グリオンガンドを狙いましょう。もちろんシトリィや鳥素引きの場合は333グリオンガンドも可能です。

4、シトリィキャンセル
水晶機巧にはシトリィキャンセルという技があります。
これは、シトリィの効果にチェーンして何か別の効果を発動されることでシンクロ召喚が不発になった場合に起こります。
具体的に言うとチェーンでエネコン、狡猾、カナディア、エニシですね。
この時、どうなるかというとシトリィの効果でフィールドに効果を無効にして特殊召喚するという部分で処理が止まります。
つまり、シトリィとリサイクラーでアメトリクスを作る効果にチェーンしてカナディアを打たれるとシトリィは裏側になってリサイクラーは効果を無効にされて特殊召喚されます。
これは狙って使う技ではないのでどちらかというと使われる側が覚えておくべき技なのですが、シトリィ単騎は結構硬いということです。もちろんリオンやクオンでも同じ処理が行われます。
例えばこちらシトリィ単騎に相手がエニシシエンをしてきた場合、シトリィ効果にチェーンしてエニシを使われるとシトリィは手札に戻りますがリサイクラーも蘇生できます。LP4000なら耐えですね。
狙って発動する技ではありませんが使う側も使われる側も頭に入れておいた方がいいですね。

5、各テーマへの相性と初動

①六武衆
基本的には先攻アメトリクス亀を狙ってしまって大丈夫です。シエンエニシキザン以外では死にません。
二刀もアメトリクスでケアできますし、亀効果を使って先攻シエン二刀もケアできます。
相性的には微有利はあるのかなあと考えています。

②墓所青眼
粉砕なら簡単に取れるんですが墓所が重たい。リオン効果で展開すれば耐えることはできますがやはりどこかで墓を踏んで耐えないと返せません。
墓所を打たれたターンにアメトリクスが出せれば。
先攻はハンドによりますが先攻除外虎リオンを積極的に狙っていけばいいと思います
微不利から不利なのかなあと思います。

③古代
先攻で狙うのはシトリィ墓地レベル3です。
基本的にやばいのは通常召喚されたリアクターだけで特殊召喚されたリアクターはいなせます。
そのため常に相手ターンにアメトリクスを出せる準備をしておきましょう。
コズミックも積極的に城に打つべきです。
微有利以上あると思います。

④レッドアイズ
スラッシュ自体はアメトリクスを出して横スラッシュをしばけばなんとかなるのですがガーディアンの力がやばすぎる。
引かれると相当頑張らないと捲れなくてできればやりたくないですね。
3積みのカードを引かれるとやばいので間違いなく不利です。

⑤ネオスコアキ系
先ほど例でも使いましたが耐えて耐えてグリオンガンドすれば相手の攻め手が無くなります。墓所以外なら簡単に取れます。
墓所相手には魂のインゼクトロンを通して耐えましょう。一回いなせば勝ちです。
微有利から有利

⑥トラミッド
水晶機巧はテーマ内にバック干渉札がないため、バックの厚いデッキにはあまり強くないので何枚後ろがあるかどうかです。ただ逆にダンサーを通す前に高打点を2体並べると向こうがジリ貧になりますしグリオンガンドが通れば勝ちです。トントンかなあと思います。あとやっててすごく遊戯王してる感があって楽しい。

⑦魔導
ゲーテ無理!嫌い!!!!!


まとめ


はい。というわけで長々とお付き合いありがとうございます。
いやー、三連休を無駄にした甲斐があってこんなに熱く語ることができました。僕は幸せです。
ちなみにこのクリストロン 、サンプル構築を見ていただければわかるのですが割と安いです。メイン1.2周くらいで組めちゃう。実際セールとジェムで5000円かからずに組めました。
そして使いごたえがあって楽しくてそこそこ強い。
たぶん数百戦は回したと思うんですが未だにプレミが発生しています。センスないとか言わないで。
数ヶ月は遊べる奥深さを考えると5000円は安い買い物ですね。微課金や無課金でも組めてしまいそうです。
ぜひ、興味のある方は使ってみてください。まじで最初の方時間足りなくてやばいです。そしてすごく楽しいですよ!

ここから先は

493字

¥ 600

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?