見出し画像

忘れされられた働き方改革法案と、afterパンデミック時代のパラレルワークという働き方

昨年度までは厚生労働省主導で働き方改革が推し進められていた。
しかし、2020年に入り世界的未曾有のパンデミックに突入し、日本国内でも外出自粛が行われて1ヵ月弱の月日が経過した。4月7日に主要都市で緊急事態宣言が発令され更に全国に波及するとの状況で、世間では既に、この非常事態のafterに向けての新たな働き方改革の計画が囁かれている。
その状況中で、パラレルワークという働き方に興味が有り調べた内容を記載する。


パラレルワークとは

parallel、並行という意味で、文字通り同時並行でビジネスをすることを意味する言葉である。収入源が有り単一のビジネスに依存しない働き方となり本業を複数持つスタイルを指す。

副業とは異なる

複数の収入源が有るという事で副業と混同されるが、体系は似ているが考え方が異なる。
副業はメインとなる本業とサブの副業に業務を分類するが、パラレルワークは各業務に優劣を持たずに同時並行で遂行するという考え方となる。
単純に考えると、生産性の面などからその様な事は困難と考えられるが、パンデミック後の世界ではこのような不可能と思われる事を可能とする事でビジネスシーンを拡充させていく事が必要となる。

パラレルワークのメリット

最大のメリットはリスクヘッジができるという点で、仮にビジネスが一つ破綻したとしても他のビジネスで補填する。いわゆる株式投資などで行うポートフォリオを実際のビジネスシーンで活用する事でリスクヘッジを実現する事ができる。
そして、複数業務を関連させる事でシナジー(相乗効果)を生みより高い収益、生産性をあげる事が期待できる。例えば、年間1千万の収益を目指した場合に、一つのビジネスで実現する事は難しいが、関連する5つビジネスで200万づつ利益を出せば可能となる。とは言え簡単には実現できないだろうが、考え方としては前述のとおりとなる。

デメリットと対処方法

パラレルワークの実現には圧倒的な生産性が必要となる。これに対処するにはビジネスの熟知したうえでレバレッジ(他人資本の活用)を推し進める事である。要するにビジネスの根幹は自身で行うが、外注できる事は他人に任せ、他人の時間を活用する事で生産性を上げる方式を取る事である。また、単純に外注として他人の時間に対して対価を払う以外に、前述したがビジネスパートナーと協業しお互いのビジネスの相乗効果を狙う事も効果的である。

パラレルキャリア、自身の価値観で行動する。

パラレルワークは何も複数業務で利益追求するのみではなく、自身の価値観で行動する選択肢にもなりえる。私の考え方はこのパラレルキャリアに共感する。働くという事は利益追求も必要だが、本来は社会貢献が目的である。



最後に、

世界は中途半端なグローバル化の時代から、ナショナリズムの時代に変化していくと感じており、個人レベルでもナショナリズムの考え方への転換期に入って来ると予想する。同時に、働くという事について見直しをする良い機会だと考える。

最後までお読み頂き有難うございました。この記事が良かったと思われる方は、スキやフォローしていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?