🇸🇪“北欧留学”というわたしの選択

Hej！経済学類3年 経営・情報コースのあらしばです
8月からスウェーデンのカールスタード大学で１セメスターだけ勉強しています🌱

実は、個人noteも自分の学習のアウトプット用に細々と書いているのですが、
すごく良い機会なのでこちらでは未来の金大派遣留学生に向けて、北欧留学やスウェーデンの魅力を少しでも伝えられなーと思っています。

派遣留学を検討している、その中でも特に英語で専門の授業を受けようとしている人は多いと思うのですが、選択肢としてはアメリカ、英語を公用語に含む欧州、アジア圏、北欧の中ではユバスキュラ大学やアアルト大学などが挙げられるのではないでしょうか。（漏れてる地域があったらすみません）
同じようにカールスタード大学はほとんどの授業を英語で受けることができます
実際わたしが取っている授業は、ディスカッションもスライドも課題も全て英語。留学生比率はヨーロッパ系が圧倒的に多く、ドイツ人が約30％（！）を占めているのにはびっくりしましたが、アジア人（特に東アジア）はほんの少数です。日本人はわたしを含め４人、韓国人３人、中国人４人＝圧倒的マイノリティーで英語に囲まれた生活をしたい方にはhighly recommendしたいです。

そして、わたしは冒頭で調子に乗って「Hej！」と挨拶しましたが、わたしが知っているスウェーデン語はhej、hejdo、tack（ヤッホー、バイバイ、ありがとう）くらい。驚くべきことに、３つしか単語を知らなくてもスウェーデンは英語だけで生活していけます。移民がとても多いお国柄、英語で話しかけて嫌がられたことも一度もありません（実際ヨーロッパでは嫌がられる国も多いです。）
ただ、バスやスーパーなどはスウェーデン語のみの表記やアナウンスがあったりするので、ある程度単語を知っておくと当然便利です。間違ってもわたしのように全くスウェーデン語を勉強してこず、ニュアンスと雰囲気だけで乗り切って暮らすような留学生にはならないでください。。


と、ここまでで「英語が話せるスウェーデン」、「アジア人はマイノリティースウェーデン」というイメージを持てたでしょうか。
ほかに挙げるなら、シンプルでモダンな北欧デザインでしょうか、男女平等社会の高い実現性やセクシュアリティにオープンな国民性でしょうか、高水準の教育制度や福祉制度でしょうか。

ぜひみなさんにスウェーデンに来て勉強してほしいので、今回はもうひとつの魅力「音楽」と「経済」の側面を紹介します。

今や世界中で大人気のK-pop。その中でも彼女ら「Red Velvet」は独自の世界観と思わず口ずさんでしまうキャッチーな楽曲で、国内外を問わず大人気のグループです。中でもこの「Red Flavor」という曲は、実はスウェーデンの作曲チームシーザー＆ルイによって制作され、彼らがこの曲に混ぜ込んだスウェーデン音楽文化のエッセンスがこの曲のヒットに繋がった、と言われています。

みなさんも、誰が歌っているかなんて知らなくても絶対に聞いたことのあるこの曲「Dancing Queen」。スウェーデンのストックホルムで結成され、スウェーデンポップブームを牽引した（らしい）超有名バンドABBAの大ヒット曲です。
実はこの曲のあるテクニックが「Red Flavor」にも使用され、大ヒットにつながったという訳なんです。（このテクニックについて詳しく知りたい方は、Netflixの「世界の今をダイジェスト」K-pop編をぜひご覧ください^_^）

そして、ここでわたしが特に伝えたいのはこのテクニックについてではなく、世界中の人を惹きつける音楽性がスウェーデンの音楽文化に隠されているということです。

このように、大衆を惹きつける音楽文化を持った国が次に作ったのは、世界で最も有名な音楽ストリーミングサービスの一つ、Spotifyです。
スウェーデンはこの音楽性と同じように、サービスや製品においても、大衆をうまく惹きつけるものを作ることが大得意です。Spotifyだけでなく、実はスウェーデンで創業されたIKEAやH&Mなどがその裏付けであると言えます。言うならば、昨日まで世界になかったものを開発し人々の生活に溶け込んでいく、イノベーション力がスウェーデンにはあります。

ちなみに、カールスタード大学の真横には「イノベーションパーク」という、若手のエンジニアや経営者たちが切磋琢磨しているシェアオフィスがあります。
学生は自由に出入りできる、とまでは言えませんが、授業やイベントなどでお話を聞いたり見学させてもらえる機会がたくさんありますよ！

魅力いっぱいのスウェーデンにぜひ学びに来てください！

もしお暇があれば個人noteもぜひご覧ください。
https://note.mu/_deep4breath

あらしば