習慣の力とは

習慣の力を読み終わった。

あまりビジネス書を読まないが、twitterのフォロワーさんが読んだ報告していたので気になって読んだ。

「習慣」のメカニズムや、「習慣」を利用した企業が取り組んでいる内容がつらつらと書かれているが、正直「習慣」のメカニズムと「エピローグ」だけ精読して、あとは流し読みでふんふんと読んで行けばいいと思う。


「人は常によく考えて行動していると思っているが、実際は自分でもわかっていない衝動に動かされている」


と書かれているが、確かにその通りだと思った。
初めて行くお店もしくは会社とか友人の家とか、最初はgoogle mapで調べながら行くのに、数日もしくは数週間経つと何も考えていないのにその場所についたり、その場所から駅に着けたりする。

さらに、

「習慣が形成されるのは、脳が常に楽をしようとする方だという。脳はできるだけ介入を避け、決まった手順を
なんでも習慣にしてしまおうとする。そのほうが労力を節約できるからだ。」

体験として一番わかりやすいのが歯磨きやお風呂だと思う。いちいち、洗面台に行って〜何色の歯ブラシをとって〜とか考えていたら、朝のうちに脳レベルで疲労を感じてしまいそうだ。

結果として、「習慣」とは以下のメカニズムで形成される

きっかけ --> ルーチン --> 報酬
   ↑             ↓
  \____________________/

このループで習慣が形成される。

きっかけとは、
* 場所(どこにいたか?)
* 時間(何時?)
* 心理状態(どんな気持ち?)
* 自分以外の人物(誰がいたか?)
* 直前の行動(直前に何をしていたか?)

ルーチンとは、実際の習慣。
そして報酬は習慣によってある欲求が満たされることである。

雑な例として、歯磨きをあげると
きっかけ:起床時
ルーチン:歯を磨く
報酬  :口腔内がスッキリする

ただし、脳はこの習慣の良し悪しの区別がつかないため、上記のループを満たしていれば、晩飯後にリッツを食べるような、明らかにデブまっしぐらな習慣も身につくことになる。(はい。私のことです。)

とすれば、報酬ときっかけをしっかり決めれば、みんな大好き英語学習とか読書とかを毎日コツコツ積み重ねれると思う。

最後に作者の言葉を借りてまとめると、

「習慣」とは「自分で選んだものである」と気付くこと

ということです。

#読書 #習慣の力

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