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米国株最強の秘密➁

こんばんは!
昨日は端的に米国株が最高!という内容をお話しましたが今日はその続きを語っていきます。

「全世界株=米国株」

 全世界の株式市場の企業指数を数値化した株式指数に連動するのが「全世界インデックスファンド」です。このメリットは米国市場を始め、アジア・ヨーロッパなどの国々の成長も取り込んでいるという点です。
 しかし「GAFA]に代表される米国企業が上位銘柄であるため、米国インデックスファンドと変わりません。
 つまり、世界に投資=米国に投資するということは、比率の違いがあれど変わらないのです。
 ここまでが昨日の続きの内容です。
 

アメリカには「世界のお金」が集まる

 投資を成功させるためには、「経済の知識」=アメリカを中心とした世界経済に関する知識をもつことが重要です。
 なぜなら、アメリカには世界のお金が集まり、米国ドルが「世界の基軸通貨」だからです。それくらいアメリカは世界経済には重要なのです。

どうですか、もうすでにアメリカに投資しようという気になりませんか?
 

 基軸通貨米ドル

 第一次世界大戦前はポンド。つまりイギリスが期日通貨を担っていました。しかしのちにアメリカ経済に追い抜かれ、アメリカが世界で確固たる地位を確立しました。
 為替市場でも米ドルは圧倒的シェアを誇ります。 
2019年の取引量では米ドルが全体の44%を占め、次いでユーロの24%、円の13%です。つまり米ドルが圧倒的王者なのです。
なぜ?!

その要因の一つは「人口ボーナス」にあるとライオン兄さんは言っています。

人口ボーナスとは、人口一億人以上の国で起こる現象で「15歳~64歳」の生産年齢人口が増加し、労働力が豊富になるという現象です。
 そして、本来は増えれば減る労働人口ですから、バブルのようにいつかは成長が乏しくなってしまいます。
 しかしアメリカは世界で唯一、株式市場のバブル高値を半永久的に持続させています。これが米国市場なのです。

なぜこれほどまでに経済成長がうまくはまっているのか。
それは、金融政策・財政政策の2つの要因があります。

アメリカの金融政策

 アメリカの金融政策についてここでは
1.金利操作
2.量的緩和政策
この2点を説明します。

 まず、金利操作とは金融緩和と金融引き締めの2点で行われます。
 金融緩和とは、金利を引き下げ、会社や個人がお金を借りやすくして景気回復を狙うことです。
 すると取引に使われるお金が増え、世の中に出回るお金(マネーストック)が増えていきます。
 
 次に、金融引き締めについてです。
 景気が良くなりすぎるとインフレ(物価上昇)が起こります。 
インフレになると消費者が困り、株や不動産が資産物価から乖離してバブル発生のリスクが起きます。
 そこで銀行は、金利を引き上げお金を借りにくくし、加熱した経済活動を抑制するのです。

 つぎに量的緩和政策です。
簡単に言うと、金融緩和で金利が下限まで下がった場合、マネーストックの供給量自体を増やすという制作です。
 具体的には、FRB(連邦準備制度理事会)が市中銀行の保有している国債を買い上げます。市中銀行はお金が増えても持っているだけでは意味がないので、法人や個人にお金を貸そうとします。
 アメリカでは、中央銀行FRB議長が株式市場と対話を重ね、景気を拡大させようと取り組んだ結果、株式が上昇する巧みな金融政策を実施したのです。
 
 最後に財政政策です
その前に
金融政策=中央銀行
財政政策=政府

と認識を持ちましょう。

財政政策はマクロ経済政策の柱となるもので、国の歳出・歳入を通じて、経済的に影響を及ぼす政策のことです。
 主にはインフラ整備などの公共事業がじくとなり、インフラ投資の規模の拡大や縮小によって、経済成長を促進・抑制します。
 また歳入面では、税制の変更が主要政策となり減税・増税の実施で経済成長を促進・抑制します。
 アメリカでは、金融政策・財政政策の両輪がうまく回せているからこそ、右肩上がりの経済成長が実現できているのです。
 
 以上のことから、アメリカの経済成長には企業の成長・金融と財政の両輪政策が起因します。
 明日の冒頭では、アメリカにはなぜ大企業が続出して現れるのか、人口がなぜ増え続けるのかについて述べていこうと思います。

 本日もご購読いただき有難う御座いました。
また、このブログは私自身のアウトプットの場として活用させていただいている反面、拙い文章や言い回しがあると思います。  
 その改善も筋トレと同様日々改善・成長していければと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。


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