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ハイロウズ「ボート」最後の夜とは

ハイロウズに、ボートいう曲がある。
ヒロトの曲だ。

そうだ8月には 最後の夜が
あとひとつだけ 夜がある

ハイロウズ 「ボート」

音楽には詳しくないが好きな邦楽は聴いてきたクチだ。
このヒロトの歌詞に、深い意味は知らない。

でもずっと、最後の夜ってなんだろうって思っていた。
文学的な、もしくは音楽的な意味があるのかもしれない。

でも私は、この最後の夜とは、8月31日の夜なんじゃないかと思っている。
そりゃそうだろ?
そうなんだけど。

夏休み初日、それは夏休み前日の夕方から始まっている。
だから夏休みの夜って、夏休みの日数+1日なんだ。

だからそれが夏が残した最後の魔法。
今年の夏は、さらにもう1日おまけがある。
9月1日が日曜日だから。

夏休みに「夏の地図」のようにワクワク遊んで、「ボート」で哀愁。
でも夏の地図は夏だけが夏じゃないって言ってる。だから夏休みが終わっても楽しいことはたくさんあるんだよ。


オバケが出そうな夜の教室で
目的地までの正確な地図をノートにかいた
なくすなよ なくしちゃダメだよ
必ず一度は 道に迷うから

ハイロウズ「夏の地図」


行き先(夢)をかいた地図だけを失くすなと言っているわけじゃない。
そういう気持ちや目標はもちろん、熱い気持ち、風を切り裂く疾走感を最高と思う気持ち、下らないことを全力で楽しむ気持ち。
そういうのを失くすなと言っているように聞こえる。

さあ、最後の夜、ビールを開けよう。
ビール飲めないけど。
台風で風雨すごいけど。

最後の夜、学生時分は宿題に追われて、明日から学校かー、で、苦い夜でしかなかったけど、今はこの曲のお陰で特別な夜だ。

頑張れ子供たち。




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