見出し画像

第35回議論「「地理総合」実践報告」(「地理総合」研究チーム)

第35回は 「地理総合」研究チームから「地理総合」実践報告というテーマでご報告をいただきました。
今年度から実施される新科目の地理総合について実際にこのような授業をしましたということ、これからこのような授業をしますという点でお話をしてくださりました。

GIS等を利用し「わかること・わからないこと」を考えさせたり地図や地理情報システムから読み取る現代の世界ということで、ロシアによるウクライナ侵攻等を産経新聞の記事から航空機のルートの変化の読み取りや、ブラタモリを題材とした実践をご紹介いただきました。

議論は①私ならこうする②自分だったらこんなことをやってみたいという視点から議論をしました。

・そういうことができるのかという気づきが多かった。ブラタモリを見せるのではなく、同じようなことを生徒に実践させる。
・作業を通して「ねらい」を達成させたい。作業から気づきを与えたい。
・今回の例では神戸港が出てきたが、それは兵庫県民だから身近とは限らない。身近なものに置き換えて実践することが大事かな。
・生徒が問いを見出すことができるかな。例えば、「神戸港はなぜ良港なのか」「飛行機が北回りが少なく南周りが多いのか」など。
・地理に慣れていない先生は講義中心になるのかな。
・A項目を他の項目と関連させながらやるのか。他の項目にA項目を組み込みながらという手法なのか
・小学校では、地理を見ることはできるが、使うことができない。例えば、地図をみて自分の位置がわからないが、遊ぶのが好き。
・GISはツールでしかない。例えば、選挙結果を地図で表現してみたらおもしろいかな。
・地理総合を実践している先生方のお話。端末が届くのが5月以降なのでこれからが地理総合らしくなるのかな。
・情報発信としてのGIS。危ないところはどこだろう?などの社会参画のツールとして利用していきたい。また、科目を超えて関連させていきたい。(公共とか?)

参加者19名

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?